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Thursday, April 22, 2021

幌延町 「核のごみ」の研究で原子力機構が住民説明会|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

道北の幌延町で進められているいわゆる「核のごみ」の研究で、原子力機構は22日、住民説明会を開き、現在よりも150メートル深い、地下500メートルまで掘削する方針を示し、理解を求めました。

幌延町にある日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センターは、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」を地下に埋める技術の研究を行っています。
そして22日夜、幌延町で、今後の計画の住民説明会を開き、およそ60人が出席しました。
このなかで、原子力機構の担当者が、現在、地下350メートルで行っている研究について、今後、150メートル深い、地下500メートルまで掘削して行う方針を示し、理解を求めました。
この方針はすでに、道と幌延町に伝えられていて、来年度、機材などの準備を行い、再来年度から掘削を始め、令和7年のうちに整備を終えたいとしています。
出席した住民からは、「より深い場所で、危険を冒してまで研究を行う必要があるのか」などの意見が出され、原子力機構の担当者が、研究の安全性や必要性を説明していました。
説明会のあと、幌延深地層研究センターの柴田雅博所長は、「研究計画に納得できない住民もいると思います。わかりやすく地道に、丁寧に説明していきたい」と話していました。

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