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Sunday, May 3, 2020

再生プラスチックを使った、ごみを見る万華鏡〈REF(R)〉が誕生(Webマガジン コロカル) - Yahoo!ニュース

コロカルニュース

■万華鏡から覗く、身近な社会課題とつくり手の想い
「万華鏡」を覗いた、最後の記憶はいつだろうーー? キラキラと輝く小さな世界を初めて覗き込んだときの感動や、色紙やビーズを入れて自分だけの万華鏡をつくった幼少期。そんな思い出のある人もいるのではないでしょうか?

【写真で見る】ごみを入れて万華鏡をのぞいてみた

このたび「再生プラスチックとごみ」を素材にした万華鏡〈REF〉が〈BRIDGE KUMAMOTO〉より発売されました。

BRIDGE KUMAMOTOは、「創造力は奪えない」を合言葉に熊本のクリエイターを中心に結成された一般社団法人。2016年の熊本地震をきっかけに設立されました。

これまでに熊本地震の象徴である被災地のブルーシートを再利用してトートバッグにした〈ブルーシードバッグ〉を手がけるなど、熊本県内外で被災地の支援につながる活動を続けています。

今回発表されたREFは、クラウドファウンディング〈BOOSTER〉にて4月21日よりオンラインでの受付がスタートしました。プロジェクトには韓国、東京、熊本のクリエイターが集まり、構想から販売までに2年の歳月をかけて製品化されました。

■クリエイターが手がける新しい万華鏡〈REF〉

REFはすっきりとしたデザインとその素材が特徴です。華美な装飾をなくした大人も楽しめるデザイン性と、製造面でも無駄を省いたシンプルな構造を実現しています。

筐体(きょうたい)部分には再生プラスチックが使用されており、全体重量(内部のミラー部、アクリル板を含む)の41%にあたります。ここでいう再生プラスチックとは、工場の製造過程で出た廃プラスチックを再生したもの。「のぞくもの」は、身近なプラごみを手作業で細かくして容器に収めています。

今回のプロジェクトを進めるなかで、障がい者就労支援を行う〈UMU(う~む)〉との出会いがきっかけとなり、障がいのある方々に組み立て作業を委託することができたそう。地元で働く方々への還元につながるうれしい循環も生まれています。

REFは、透明のアクリル板を使用しているので景色が透けて見えます。また「のぞくもの」のごみを簡単に入れ替えることができるので、家族や子どもたちと一緒に、いろんな素材で遊んでみるのもいいですね。

■私たちらしい、社会課題解決のためにできること

BRIDGE KUMAMOTOの代表理事である佐藤かつあきさんは、REFの構想が生まれたきっかけについてこう話します。

「熊本地震から2年が経ったとき、ブルーシードバッグに続く“私たちらしい社会課題解決のための提案”とはなんだろうと考えました。そんなとき出会ったのが、インドネシアのバリ島に拠点を置く〈Earth Company〉。彼らの『次の世代に残せる未来を創造する』というビジョンに惹かれ、仲間たちとバリ島を訪れたことがきっかけでした」

バリ島で目にしたごみ集積場は衝撃的な光景だったといいます。観光客が生み出したと思われる大量のごみ。そこから立ち上る悪臭、牛が餌を漁るごみの山とその周辺で遊び回る子どもたちーー。

「処理されないごみは生態系を犯し、再び私たちの体内に入ってくるのでは?このままでは子どもたちの未来にまで影響が出るのでは?」と日本から遠く離れた地で考えさせられたといいます。

その一方で、「ごみ山を上から見たとき、光が反射して万華鏡のようにキラキラしてきれいだった」という声がメンバー内で上がり、その言葉をきっかけに「ごみから万華鏡をつくることができないか」とプロジェクトが始動しました。

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May 02, 2020 at 09:21PM
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