―[貧困東大生・布施川天馬]― 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。
実は身近なところにもたくさんある「理科」
今年も、そろそろ紅葉が綺麗な季節となりました! 皆さんは紅葉狩りの名所といえば、どこを思い浮かべますか? 僕は東京からあまり出たことがないので、紅葉の名所というと高尾山や、昭和記念公園などが思い浮かびます。 遠出はまだもう少し難しいかもしれませんが、それでも紅く染まった木々を見る楽しみは、やっぱりこの季節には欠かせません。例年通りの楽しみ方はできなくても、この季節を楽しみにしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ところで、皆さんは「どうして木々が紅葉するのか」をご存じでしょうか? 「そういうものだ」と思っていたかもしれませんが、夏には青々としていた葉が、いきなり赤や黄色になるなんて、よくよく考えると不思議です。信号機でもないのに、どうして色が変化するのでしょうか。
学校では習わなかった理科に関する知識
葉が紅葉する理由は、「木々が冬支度をするから」です。葉っぱには「葉緑体」という、日光を受けてエネルギーを作るためのソーラーパネルのような役割をした部分があります。これが緑色をしているので、夏の葉っぱは緑に見えるのです。 日差しが強い夏の間は、葉緑体がフル稼働しています。ですが、秋になって日差しが弱まってくると、木々は葉緑体をなくしていきます。冬に備えて、屋根に取り付けたソーラーパネルを取り外してしまうわけです。 意外と知らなかったという方も、多いのではないでしょうか? こういった「身の回りの理科」って、一度調べてみると、「思ったより奥深くてビックリ!」なんてことも度々あります。 今回は紅葉の季節に読みたい「身の回りの理科」を手軽に学べる3冊を紹介します!
○『身のまわりのありとあらゆるものを化学式で書いてみた』山口悟著
「いきなり一冊目から『化学式』なんて難しそうだな」と思われたかもしれません。ただ、この『身のまわりのありとあらゆるものを化学式で書いてみた』を読むうえでは、前提知識はそこまで必要ありません。H2OとかCO2とかいうとアレのこと、くらいの認識で大丈夫です。 僕たちは、日常生活でも化学式を目にする機会は多いはずです。ニュースをつければ「地球温暖化のためにCO2削減を~」と言われていますし、コンビニで飲み物を買おうとすれば”H”と大きく書かれたパッケージの水素水が目に入るでしょう。 とはいえ、水や二酸化炭素など以外の化学式は意外と目に入らないのではないでしょうか? 考える機会もあまりないかもしれません。
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