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Monday, January 16, 2023

「深さ11mのピットに転落!」…ごみ焼却場で事故想定し救出訓練 - 読売新聞オンライン

 福岡県の筑後、八女、大川、広川、大木の5市町でつくる八女西部広域事務組合は14日、筑後市前津で運営する八女西部クリーンセンターのごみ焼却場で、ごみを保管するピットへの転落事故を想定した救助訓練を行った。

 同センターでは2010年3月に同様の訓練を実施。その後、静岡県や神戸市などでピットへの転落死亡事故が発生し、同センターでも19年3月にごみ搬入中の男性が転落する事故が起きたことから、13年ぶりに訓練を行うことにした。

 筑後市消防本部と八女消防本部が協力。2台のごみ収集車が後退しながら深さ約11メートルのピットに近づき、それぞれ誘導していた人が誤って転落したとの想定で行われ、約70人が参加した。

 ピット内はごみで足場が悪く、有毒ガスの発生も想定されるため、両消防の救助隊員4人は空気呼吸器と呼ばれるマスクや空気ボンベを装着してピット内に入り、転落者に見立てた人形を救助工作車のクレーンなどを使って救出した。

 同組合長の西田正治・筑後市長は「この経験を生かし、万が一事故が起きた際は冷静に対応してほしい」と話した。同組合は今後、定期的な訓練の実施を検討する。

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