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Thursday, January 13, 2022

ビーチのごみ拾いをロボットがする時代に - MOVE ON! オリックス株式会社 - オリックス株式会社

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[Publisher] Scuba Diving

この記事はScuba DivingMelissa Smithが執筆し、Industry Diveパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comにお願いいたします。

ビーチで回収したプラスチックごみをリサイクルする企業の4oceanは、ビーチのごみ回収を自動化する電動ロボットを発表しました。

海洋関連技術(マリンテック)企業のPoralu Marineと共同で開発された「BeBot」は、太陽光発電を活用することで、1時間に93m2(1000平方フィート)近いビーチを横断します。4oceanによると、従来の20〜30倍の効率でビーチのごみ回収を実施できるということです。BeBotは、1cm2の小さなプラスチックなどの破片を取り除く砂ふるい機を搭載しています。これらのごみは、人手で拾うのが難しいとされています。

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BeBotは、海岸線の生態系への影響を抑えながら1cm程度の大きさのごみを回収できるように設計されています。(画像クレジット:4ocean)

「車輪で動く従来の回収装置は海岸を侵食していましたが、BeBotは画期的な技術を開発し、環境を守ることができるようになりました」と、Poralu Marine社の環境ソリューションチームのメンバー、クレア・トゥヴィエ氏は語ります。「砂にかかる圧力を均等かつ最小限に分散させる独自のトラックシステムにより、BeBotは侵食を軽減するのです」。

機械の清掃が可能で、騒音も少なく、細かい旋回動作で障害物を避けるだけでなく、最大290m(950フィート)離れた場所からも遠隔操作が可能です。砂の表面から10cm(約4インチ)だけをふるいにかけるので、海洋生物の生息地を破壊することなくごみを取り除くことができます。

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BeBotは300m(1000フィート)近く離れた場所からでも操作が可能です。(画像クレジット:4ocean)

「砂浜のウミガメの卵や植物の生態系が押しつぶされるのを防ぐ画期的な設計で、生物多様性の保全にも役立ちます」と、トゥヴィエ氏は言います。

2017年以降、4oceanでは7300トン(1600万ポンド)以上のごみを回収してきました。2021年末までに9000トン(2000万ポンド)の回収を目標としており、このマイルストーンを達成するには新しいテクノロジーが必要です。

「弊社では、回収能力を向上させるための革新的なテクノロジーを常に模索していましたが、Poralu Marine社と提携し、このような強力な技術を導入できて非常に心強く感じています」と、4oceanの共同設立者兼CEOであるアレックス・シュルツ氏は語ります。「BeBotが完成したことで、スマートかつサステナブルな活動が可能になる一方で、すでに海に流れたプラスチックを回収し、新たなプラスチックの流出を防ぐことができるのです」。

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