テレビ新広島
地域
世界的に深刻な問題となっている「海洋ごみ」。環境破壊にもつながる海洋ごみの削減を目指し、瀬戸内海の沿岸地域を対象にした大規模な実態調査が行われました。
海岸に数多く流れ着いたプラスチックなどの「海洋ごみ」。そのおよそ8割は、街中で捨てられたごみが川や水路から海に流れ出ると言われています。
そこで公益財団法人の日本財団は広島を含む4つの県で、人口が集中する地域の川や用水路など280カ所を半年をかけて調査。
「海洋ごみ」の半数以上を占めるといわれる「プラスチックごみ」は、瀬戸内海に年間およそ200トン流出していることが分かったほか、ごみの発生源となる場所も特定することができたということです。
特に広島は強い雨が降ると、ごみが流出しやすい地形であることから、財団では雨が集中する時期に備えた清掃が必要だと訴えます。
【日本財団・海野光行常務理事】
「対策については、各県のみなさまと協力しながら、ごみ箱の設置とか自治体のお金と人をどういうところにかけるのかというところも大事だと思いますので、一緒に練っていければと思います」
日本財団は今後、離島などでドローンを使ったごみの観測も実施し、調査をすすめていくとしています。
からの記事と詳細 ( 瀬戸内海の「海洋ゴミ」大規模な実態調査 プラごみは年間200トン流出 - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/257161
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