稲野慎
鹿児島県大崎町が、2019年度の市町村別のごみのリサイクル率日本一に2年ぶりに返り咲いた。2017年度まで12年連続日本一だったが、18年度は2位となった。環境省が3月に発表した資料で、再び1位になったことが明らかになった。
環境省の発表によると、19年度のごみの市町村別のリサイクル率は大崎町が82・6%で1位。2位は徳島県上勝町の80・8%、3位は18年度に1位だった北海道豊浦町の76・4%。志布志市が4位で75・1%、東串良町が10位で52・4%と、全国のトップ10に鹿児島県の3市町が名を連ねた。志布志市は、市の中では全国トップだった。
ごみの分別(現在・27分別)と資源ごみのリサイクルで全国的に注目を集めてきた大崎町は、19年に国の「SDGs未来都市」に選定され、プラスチック製の使い捨て容器や包装の使用を30年度までに町内で全廃する構想も明らかにしている。
町の担当者は「日本一に返り咲いたのは、素直にうれしい。これからもさまざまな環境面の取り組みに力を入れ、リサイクル率については最終的に95%を目指したい」と話した。(稲野慎)
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