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Friday, May 8, 2020

「ごみ収集」感染恐れ...不安抱え作業 使用済みマスクごみ増加 - 福島民友

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、予防のために着用した使用済みマスクのごみが増えている。「捨てられたマスクやティッシュが感染源になりはしないか」。家庭ごみの収集・運搬を担う業者は、不安を抱えながら作業に当たっている。関係者は「ごみ袋の空気を抜き、袋を二重にするなどしてほしい」と各家庭に協力を呼び掛けている。

 「どこで感染するか分からない」。福島市でごみ収集を行う男性職員(42)はペアを組むもう一人とごみ収集車に乗り、1日に80~90カ所のごみ集積所を回りながら、そんな不安が頭をよぎる。同市は人口10万人以上の都市の中で、1人1日当たりのごみの排出量が全国トップクラス。感染確認数は19人(8日現在)と県内の市町村別で最も多く、緊急事態宣言が出てからは家で過ごす人が多いためごみの量も多く、袋に入ったマスクが目に付くようになったという。ごみ袋が破れてマスクが散乱していることもあった。ごみを放置するわけにはいかず、ほうきで集めて回収した。事務所に戻り着替えてマスクを交換し、手を念入りに洗う。ただ、不安は拭えない。

 「ごみ収集ができなくなれば市民生活への影響は大きい」。市内でごみ収集と運搬を担う福島市エコエリア協業組合の馬場正人事務局長(70)は、ごみの収集が市民の生活に直結しながら、感染リスクの高い業務だと話す。神戸市では、4月にごみ収集などの業務を担当する職員の感染が確認され、その後に事業所内でクラスターも発生した。同組合は感染防止のため、マスクの着用や消毒などを徹底している。さらに感染対策として家庭でのごみの出し方について、収集車への積み込み作業中ごみ袋が破裂しウイルスが飛散するのを防ぐため袋の空気を抜いたり、袋を二重にしたりすることなどを呼び掛けている。

 一方、組合では作業員が着用するマスクの確保が、難しい状況だという。「できる限り努力しているが、職員にもマスクの確保をお願いしている状況。医療従事者と同じようにマスクの提供があれば」と支援を求めている。

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