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235票差で現職が勝利…20年ぶりの町長選挙
20年ぶりに行われた寿都町長選。わずか235票差の一騎打ちを制し,6回目の当選を果たしたのは現職の片岡春雄さんだ。 選挙の最大の争点だったのは…"核のごみ"調査継続の是非。 片岡 春雄 氏:(2020年10月の発言) 私が言う"肌感覚"というのは、私の判断が間違っていない。現時点で住民投票は必要ない 2020年10月に原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる"核のごみ"の最終処分場選定に向けた文献調査に名乗りを挙げた片岡さん。
対抗馬の出現で「文献調査の是非」が争点に
対抗馬は調査の撤回を公約に掲げ、町民に是非を問う戦いとなったが、当初から繰り返してきた片岡さんの"肌感覚"が形になった。 しかし、得票数はわずか235票差。同時に行われた町議の補選では、調査に反対する新人の吉野卓寿さんが当選するなど厳しい戦いとなった。 吉野さんの家族は… 吉野さんの父親: 越前谷さんの意志をついで、息子に徹底的に戦うよう言っていきたいです
「反省のスタート」で始まった6期目
片岡 春雄 氏: 核のごみに対して多くの町民が不安に思う気持ちも、今回の投票結果に表れたと思います。朝起きた時は、さわやかというより反省のスタートの一日です "反省のスタート"という独特の言い回しで、一夜明けた朝を表現した片岡さん。人口減少や新型コロナウイルスで疲弊した町の経済の活性化に向けて、6期目の決意を新たにした。 "核のごみ"については… 片岡 春雄 氏: 選挙の公約でも住民の意思を尊重する話はしているから、反対が多ければストップだし、もっと調査をしてもいいなら前に進みます。知事はいま反対を表明しているので、ハードルが出てくると思います
次の「概要調査」は"住民投票"で判断へ
次の概要調査に進む際には住民投票を行い、知事と協議する姿勢を明らかにした。 町民は… 町民: よかったです。今まで通りにやってくれれば 町民: 片岡さんに任せて町政を続けてもらって、"核のごみ"に関しては最終的には反対してほしいです 片岡さんの町政運営に期待の声が上がる中、調査には慎重な意見も聞かれた。 注目の町長選を、周辺の自治体はどう受けとめたのだろうか。
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