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Wednesday, October 27, 2021

北海道 寿都町長 「核のごみ」処分場 調査継続訴え当選で決意 - NHK NEWS WEB

いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、調査が行われている北海道寿都町の町長選挙で、調査の継続を訴えて26日に6回目の当選を果たした片岡春雄町長が一夜明けて役場に登庁し「選挙結果を謙虚に受け止めて、行財政運営と『核のごみ』への学びを両立する」と決意を述べました。

寿都町長選挙は、いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐる文献調査の是非を最大の争点に行われ、調査の継続を訴えた現職の片岡春雄町長が、調査への反対、撤回を掲げた新人を抑えて6回目の当選を果たしました。

選挙から一夜明け、片岡町長は27日午前8時半ごろ、役場に登庁し、職員を前にあいさつしました。

この中で、開票結果が235票差と接戦だったことを念頭に「けさ、さわやかに目が覚めるかと思ったが、さわやかではなかった。というのは、今回、多くの『核のごみ』に対する心配の声があった」と述べました。

そのうえで「ここは結果を謙虚に受け止めて、職員の皆さんとともに行財政運営と『核のごみ』への学びを両立する。6期目に向けて町民の幸せを最優先に行政運営したい」と決意を述べました。

片岡町長の6期目の任期は11月18日から始まります。

磯崎官房副長官「多くの市町村で調査を」

磯崎官房副長官は記者会見で「個別の自治体における選挙の結果についてのコメントは差し控えたい」と述べました。

そのうえで「現在、最終処分地の選定に向けた最初のステップである文献調査は、北海道の寿都町、神恵内村で進めていると認識しているが、政府としては、できるだけ多くの市町村で文献調査を実施していただくことが重要だと考えている。全国のできるだけ多くの市町村で、この事業に関心を持っていただけるよう、引き続き、全国での対話活動や地域の声を踏まえた情報提供などを行っていきたい」と述べました。

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