Pages

Friday, May 14, 2021

目標遠い福島市のごみ減量化、19年度10万人以上都市ワースト14位 - 福島民友

 福島市の2019年度の1人1日当たりのごみ排出量は1120グラムで、人口10万人以上の265都市中ワースト14位だった。同3位だった前年度から62グラム減少して改善傾向にあるが、市が目標とする「1人1日当たり890グラム」とは乖離(かいり)がある状況が続いている。

 市が12日、発表した。排出量の内訳は、18年度全国ワースト1位だった生活系ごみは816グラム(前年度比65グラム減)で、同4位に改善。事業系ごみが304グラム(同3グラム増)で同94位から同85位に後退した。19年度の全国平均排出量は918グラム(生活系638グラム、事業系280グラム)。

 市のごみ排出量を巡っては、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故以降増加の一途をたどり、15年度に1329グラムでワースト1位となっていた。市は19年度から「ごみ減量大作戦」と銘打った取り組みを展開、ごみの減量化・資源化を進めている。本年度が作戦の最終年度。

 福島市廃棄物減量等推進審議会は「1人1日当たりのごみの排出量890グラム以下」が達成されない場合、ごみ処理の有料化は「やむを得ない」と答申している。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 目標遠い福島市のごみ減量化、19年度10万人以上都市ワースト14位 - 福島民友 )
https://ift.tt/2QmVsbm

No comments:

Post a Comment