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Tuesday, April 7, 2020

吉田博士のパズル学校<5> 解答編 - 中日新聞

◆数字の並び クセ見つけて

<41>

 考え方:7の倍数が現れるたびに、1ずれることに気がつくと、(36)が来るまでに「7の倍数が何回現れるか」を考えます。

 36÷7=5(余り1)なので、5回現れるということは、5ずれるわけだから、36+5=41

 (15)のあと、36番目まで書き続ける方法もありますが、手間がかかります。数字の並びのクセを見つけることが大切です。こういうクセを見つけるという考え方は、いろいろな分野で役に立ちます。

 たとえば、以下の数字の並びで、□にはどんな数字が入りますか?

2、4、6、10、16、□、42、68…

 答は26です。3番目以降の数は直前二つの数の和(2+4=6)になっていることに気がつくと、簡単です。

◆数字には面白い性質が

 数字にはいろいろな面白い性質があります。早算では「ある数が9で割り切れるかどうかの判断は、簡単です。各けたの和をもとめ、それが9で割り切れるときは、もとの数は9で割り切れます」と表現しています。たとえば117は1+1+7=9となり、9で割り切れるので、もとの数117は9で割り切れます。

 しかし、634は6+3+4=13となり9で割り切れないので、もとの数634は9で割り切れないと言えます。

 これを利用した遊びをします。2けた以上の好きな整数を思い浮かべてください。その数を逆の順序に並べて、大きい数から小さい数を引くと、その答えは必ず、9で割り切れます。たとえば、135を思い浮かべたとします。順序を逆にすると、531です。大きい数−小さい数=531−135=396ですが、396は3+9+6=18なので、9で割り切れます。

 この理由は簡単で、135が100+30+5と分解できるように、3けたの数はXYZを使えば、100X+10Y+Zと表せます。これにならうと、ZYXは100Z+10Y+Xと表せます。したがって、

XYZ−ZYX=(100X+10Y+Z)−(100Z+10Y+X)

       =99X−99Z=9(11X−11Z)

となって、必ず9で割り切れることがわかります。

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