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Wednesday, March 4, 2020

芦屋市、指定ごみ袋検討へ 22年度以降の導入視野 - 神戸新聞

 家庭から出るごみの減量を目指し、兵庫県芦屋市は、規格を定めた「指定ごみ袋」の導入を新年度から検討する。袋の色や大きさなどを制限することで、市民にごみ分別の意識を高めてもらい、減量化につなげる狙い。2022年度以降の導入を視野に検討を進める。

 芦屋市浜風町のごみ処理施設「市環境処理センター」で昨年、排出ガスから法基準値を超える水銀濃度が検出された問題があり、可燃ごみを減らすために指定ごみ袋を導入する案が浮上。4月以降に市民アンケートを実施し、有識者らでつくる審議会で意見をまとめ、22~26年度までの廃棄物処理の方針を決める基本計画に盛り込む方針。

 指定ごみ袋を巡っては、阪神間の自治体でも導入が進む。6市1町のうち、5市町がすでにごみ袋の大きさや色を指定。袋に指定がないのは、芦屋市と西宮市だけとなっており、西宮市も22年度以降の導入を目指して検討を続けている。

 尼崎市は02年4月から、市が決めた規格を基に、業者が製造した専用の袋を導入している。大きさは3種類、色は緑色の半透明と定めている。

 一方、伊丹や宝塚、川西市、猪名川町は、指定した規格に合う袋なら製造業者などは問わないという。伊丹、宝塚、川西市は色などを「透明または半透明」と指定。伊丹、川西、猪名川町は、大きさの上限を45リットルに定めている。

 芦屋市によると、排出ガスから法基準値を超える水銀濃度が検出された影響で、19年8月から同センター焼却炉の運転を停止。水銀濃度を下げるために取り付けた装置を作動させるためには、炉内の温度を下げる必要があり、焼却炉の稼働率が従来より低下した。

 1日当たりの最大処理量は、約115トンから約80~90トンに低下。ただ過去には、1日当たりの焼却量が平均で100トンを超えた月もあり、ごみの量が処理能力を超える可能性があった。焼却炉2炉の同時運転も視野に入れるが、電気代や薬品代で経費がかさむ懸念もあり、減量化に向けて指定ごみ袋の導入に動きだした。(風斗雅博)

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