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Saturday, November 18, 2023

原発から出る「核のごみ」、処分場選定は膠着状態 北海道の2町村で調査開始から3年、次の段階へ進むかは未定 - 新潟日報デジタルプラス

 原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみページ下部に用語解説。)の最終処分高レベル放射性廃棄物は、極めて強い放射線を長期間発するため、国は地下300メートルより深い岩盤に埋める地層処分で数万年以上、人間の生活環境から隔離する方針。場選定で初期段階に当たる文献調査高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定は、文献調査、概要調査、精密調査と3段階あり、計20年ほどかけて地盤や火山活動の有無などを調べ、建設の可否を判断する。文献調査を受け入れると最大20億円の交付金が出る。が北海道の寿都町と神恵内村で始まってから、11月17日で3年となった。想定した「2年程度」を大幅に超えたが、次の概要調査に移行するかどうかの結論は出ていない。鈴木直道知事は反対姿勢で、全国でも調査実施の動きは広がらず、処分場選定は膠着(こうちゃく)状態になりつつある。

 事業者の原子力発電環境整備機構(NUMO)は、地質や火山に関する論文や書籍、自治体の資料など...

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