大雨被害の被災地復旧を後押ししようと、日本大学工学部(福島県)秋田県人会の学生たちが22日、災害ボランティアとして秋田市に駆け付け、御野場南部街区公園で災害ごみの積み込みに汗を流した。
県人会は本県出身の教職員や在学生で構成。会員だけでなく県外出身の同大学生や本県在住のOBも加わり、計12人が参加した。
学生らは22日早朝にバスに乗り込み、福島県郡山市を出発。正午に秋田市に到着し、被災住宅から集まった災害ごみを産業廃棄物収集会社のトラックに積み込む作業に当たった。炎天下で学生らは汗を拭いながら、山のように積まれた生活用品や家具などを次々と運んだ。
秋田市出身で同大3年の佐藤好花(このか)さん(20)は「自分たちも何かできないかと周囲に声をかけてボランティア行きを決めた。災害ごみの多さに驚いた。被害の大きさを実感している」と話した。
県人会事務局で大学職員の相場順一さん(49)は「秋田を支えたいという県外の関係者は多い。そうした思いを復旧作業にもっと生かせるよう、受け入れ態勢が拡充されたらうれしい。夏休みになったら学生とまた来るつもり」と語った。
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