海の深刻な汚染につながるプラスチックごみについて知ってもらおうと、名護市の海岸で親子などが参加してごみを拾い、海の現状を学ぶ催しが開かれました。
この催しは、海洋環境の保全に取り組むフランスの非営利団体の日本事務局が名護市にある自然学校で開いたもので、20人あまりの親子などが参加しました。
参加者は、まず、砂浜で10分ほどかけてペットボトルや漁具などプラスチックごみを拾い、専門家から、プラスチックが小さくなると拾うのも難しくなり、海の生き物がエサと間違えて食べるなどと説明を受けました。
このあと、砂浜の縦横50センチをロープで囲い、砂を採取したところ、大きさが5ミリ以下になったマイクロプラスチックが出てくると参加者は驚いた様子でした。
名護市から参加した親子は「こんなに小さなマイクロプラスチックが砂浜や海底に沈んでいることを知って驚いた。ゴミとなるものを生活の中から減らせるように考えていきたい」と話していました。
主催した団体の理事で、筑波大学のアゴスティーニ・シルバン助教は「プラスチックを使っている歴史は短いが、海の汚染は危機的な状況にきている。今後は家庭でプラスチックを使う時は、必要なのかを考えるだけで変わると思う」と話していました。
からの記事と詳細 ( 名護市の海岸でプラスチックごみによる海の汚染学ぶ|NHK 沖縄県のニュース - nhk.or.jp )
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