川の水を抜いてふだん清掃できない川底のごみを取り除き、海に流れこむごみを減らそうという取り組みが、4日、香川県宇多津町で行われました。
この一斉清掃は日本財団が主催し、宇多津町内を流れる大束川のおよそ2キロの区間で行われました。
ボランティアや香川県の池田知事、それに流域の市や町の首長などあわせておよそ350人が参加し、水門などで川をせき止めて水位を下げ、ふだん清掃できない川底のごみを取り除きました。
川底には、木の枝などに引っかかったプラスチック製の袋や弁当の容器などが流れついていて、参加者は次々とごみ袋に入れていました。
およそ20分ほどで、タイヤや扇風機の土台、それに燃料タンクのようなものなども集まり、財団によりますと「海ごみ」のおよそ8割がこうした川からのごみだということです。
参加した小学4年生の女の子は「中身が入ったままのビンを見つけた。川の中にこんなにごみがあるとは驚きだった」と話していました。
日本財団では、今回拾ったごみの量などから「海ごみ」の削減の効果を検証したうえで、ほかの地域での実施も検討したいとしています。
からの記事と詳細 ( 川の水を抜い川底のごみを取り除く 宇多津町|NHK 香川県のニュース - nhk.or.jp )
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