【背景】
環境省の調べによると、世界では毎年少なくとも800万トンものプラスチックごみが海に流出しており、そのうち毎年2〜6万トンのプラスチックごみが日本から流出していると推計されています(2010年時点)。
海洋ごみの7〜8割は、雨が降った際に路上のごみが川や水路に流出する街ごみが原因です。しかしながら、 一人一人のごみを減らす意識や行動がまだまだ低いのが現状です。
そこで、若い世代から環境意識を高めることを目的として、2019年より『スポGOMI甲子園』を開催しています。参加チームも年々増加傾向で、5地域ずつ増え、開催5年目の今年は全40道府県から高校生が参加。本プロジェクトへの関心度も高まっています。
【スポGOMIとは】
企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに、「スポーツ」のエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の全く新しいスポーツです。
この「スポーツ」と「社会奉仕活動」の融合により、「同じ目標へ立ち向かう」「チームで力を合わせる」「次は勝ちたいという気持ちが芽生える」など、競技者自身のごみ拾いへの価値観を一新させます。
【開催概要】
●高校生が3人1組のチームを結成
●制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競い合う
●全国40エリアで予選を開催
●開催エリア:北海道/青森/秋田/岩手/山形/宮城/福島/埼玉/千葉/神奈川/新潟/長野/山梨/富山/石川/静岡/愛知/岐阜/福井/三重/滋賀/京都/大阪/兵庫/岡山/鳥取/広島/島根/山口/香川/愛媛/高知/福岡/佐賀/長崎/大分/熊本/宮崎/鹿児島/沖縄
●予選大会を勝ち抜いた40チームが、11月12日(日)に東京で開催される全国大会に出場
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容 :スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環としてが2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
からの記事と詳細 ( 『スポGOMI甲子園2023』開催 ごみ拾いはスポーツだ!目指せ!高校生ごみ拾い日本一!今年は40道府県の高校生が ... - PR TIMES )
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