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Wednesday, August 17, 2022

海洋プラごみから暮らしの雑貨 テクノラボが販売 - 日本経済新聞

海洋プラごみから雑貨をつくって販売する

プラスチックメーカーのテクノラボ(横浜市)は、海洋プラスチックごみを再利用したインテリア雑貨の販売を強化する。紫外線などで劣化しリサイクルが難しいとされてきたが、独自の成型技術を開発し、コーティングフィルム以外は海洋プラごみだけで商品を製造できるようにした。

ブランド名は「buoy(ブイ)」で、オンラインを中心に2020年から販売。17日から品目を2倍に増やした。海洋プラごみ問題の啓発につなげたい考えだ。

原材料となる海洋プラごみは、新潟県や長崎県など全国のごみ拾いボランティア団体などが集めたものを買い取っている。地域ごとに分別して雑貨を製造し、採集地のラベルを貼って販売する。採集地の団体の情報もサイトで紹介している。

これまで植木鉢や文房具トレーなどを販売してきたが、今回、歯ブラシスタンドやせっけん皿などを追加した。ごみの種類によって模様は1点ごとに異なる。同社は「工芸品のように1点ものとして大事に使ってもらい、海洋ごみ問題に思いをめぐらせてもらいたい」と話している。

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