びっくりサイエンス
現代人の生活に欠かせない存在であるプラスチック。使用後にきちんと処理されずに海に流出してしまう「海洋プラスチックごみ」が、世界的な課題となっている。九州大などの研究チームが、コンピューターシミュレーションを使って約60年間にわたって環境中に漏れたプラごみの行方を追ったところ、驚くような結果が出た。行方が分かったのは5%足らずで、ほとんどは行方不明だというのだ。いったいどこに消えたのか。海洋プラごみ削減に影響はないのか。
消えたプラごみの謎
環境中に漏れ出てしまったプラスチックは、分解せずに数百年から千年規模で自然界に残るとされる。世界でプラスチック製品が普及した1950~60年代以降、世界各地にプラごみがたまり続けている。プラスチックは紫外線で劣化したり、波にもまれたりして細かく砕けて微細片「マイクロプラスチック」となる。海洋生物が体内に取り込んでしまうなど、環境や生態系への影響が懸念されている。
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