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Saturday, March 12, 2022

核のごみ処分で海外と共同研究へ 幌延町の研究センター|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

道北の幌延町で進められているいわゆる「核のごみ」を地下深くに埋める研究について、原子力機構は今後、海外の研究機関から技術者や研究者を招いて共同で研究を進めることにしています。

幌延町にある日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センターでは、原子力発電所の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」を地下深くに埋める研究が行われています。
原子力機構は、研究の成果を高めるほか技術や知見を共有するため、国内のほか海外の研究機関からも技術者や研究者を招いて新たなプロジェクトを始めることになり参加者を募っていました。
現在までにオーストラリアやロシアそれに台湾など5つの研究機関から応募があったということです。
原子力機構では今後、準備のための会合を開いてプロジェクトの内容や知的所有権の取り扱いを協議し最終的に参加機関を決めることにしています。
「核のごみ」を地下深くに埋める技術の研究は各国でも大きな課題になっている一方、原子力機構によりますと今回、応募した海外の機関には地下深くで研究を行うことができる施設がないということです。
原子力機構は「日本にとってもほかの国の技術を知ることなどを通じてより安全に処分できる技術の確立につなげられる可能性がある」と話しています。

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