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Thursday, March 24, 2022

サステナブルなホテルチェーンを目指し、プラスチックごみの削減を推進します:時事ドットコム - 時事通信ニュース

[株式会社プリンスホテル]

プラスチック資源循環促進法施行に向け、お客さまとともにプラスチックごみ削減に取り組みます

株式会社プリンスホテル(本社:東京都豊島区南池袋1-16-15 代表取締役社長:小山 正彦)は、サステナブルなホテルチェーンを目指し、プラスチックごみ削減をはじめとする環境に配慮した活動を進めてまいります。

2022年4月にはプラスチック資源循環促進法の施行が予定されており、プラスチックごみ削減への取り組みは企業にとって大きなテーマとなっております。プリンスホテルでは、これまでもプラスチックごみの削減をはじめ、環境に配慮した事業運営に取り組んできましたが、さらなるプラスチックごみの削減に向けた取り組みを行ってまいります。
※株式会社プリンスホテルは2022年4月1日より、新会社「株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド」として新たにスタートします。

【プラスチックごみ削減への新たな取り組み】
〇客室内の使い捨てアメニティ不使用をご提案
客室に設置している使い捨てアメニティについて、2022年4月1日よりお客さまに不使用をご提案し、ご協力いただければ当社から一定額を各施設が所在する自治体の環境保全活動に寄付いたします。お客さまに使い慣れたご自身の歯ブラシ等をお持ちいただくようご提案し、将来的に当社では使い捨てアメニティの提供終了を目指してまいります。 ※一部除外施設がございます。


〇連泊時の客室清掃不要をご提案
連泊時の客室清掃を行わない取り組みを推進し、2022年4月1日よりお客さまに客室清掃不要にご協力いただければ、当社から一定額を各施設が所在する自治体の環境保全活動に寄付いたします。※一部除外施設がございます。

〇ゴルフ場の「脱プラスチック」への取り組み
2022年4月1日から脱衣所の使い捨てアメニティを撤去し、お客さまにお持ちいただくよう呼びかけます。

〇使い捨てプラスチック使用製品(フォーク、スプーン等)の原材料見直し
テイクアウト等で使用しているプラスチック使用製品(フォーク、スプーン、テーブルナイフ、マドラー)はプラスチック製から木製等の代替素材に順次変更を進めています。

【プリンスホテルが行ってきたプラスチックごみ削減への取り組み】
〇オリジナルナチュラルミネラルウォーターをラベルレス&100%リサイクルペットボトルに順次変更、および 「水平リサイクル」を開始
2021年12月より客室で提供しているオリジナル商品「南魚沼のおいしい湧き水」のペットボトルをラベルレス&100%リサイクルペットボトルに順次切り替えています。さらにホテル内で回収した使用後のペットボトルは、回収後に再資源化再生工場にて水平リサイクルをするシステムを都内ホテルから構築を進めています。

〇プラスチックストローの廃止
2019年からプラスチックストローの廃止を順次進め、すでに完了しております。ご希望のお客さまには紙ストローをご提供しています。

〇ゴルフ場でのビニール袋提供終了
2020年4月より運営している国内全28ゴルフ場にてクラブハウス内の脱衣所に設置していた使い捨てビニール袋の提供を終了しました。

〇プラスチック製買い物袋の不使用をご提案
2020年7月にプラスチック製買い物袋を有料化したことに伴い、お客さまにプラスチック製買い物袋の不使用をご提案しております。なお、プラスチック製買い物袋の売上は各施設が所在する自治体に寄付し、環境保全活動に役立てています。

【プリンスホテルの環境保全への取り組み】
西武グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを「サステナビリティアクション」として積極的に推進しています。また、西武グループでは社会課題・当社の事業環境等を踏まえて特に取り組むべき4領域(安全、環境、社会、会社文化)、12アジェンダ(重要テーマ)を設定し、アジェンダに沿った取り組みを進めております。

その中でプリンスホテルは、西武グループの中核を担う企業としてプラスチックごみの削減推進の他、自然エネルギーによる発電事業や自治体と連携した環境保全活動、食品ロス削減への取り組み等、環境に配慮した事業活動を進めております。全世界で環境問題への意識が高まる中、プリンスホテルは、今後も従業員一人ひとりが環境保護のためにできることを考え、実践し、地球環境の保全に貢献できるよう努めてまいります。

【具体的な取り組み例】 ※実施施設は取り組みによって異なります
1.温室効果ガス削減
(1)省エネルギー設備の導入・代替
1.LED照明機器の導入…全事業所にてLED化を推進
2.電気自動車・カートの導入…ゴルフカート・送迎カート等の電動化を促進
(2)再生可能エネルギーの活用
1.太陽光発電…国内5施設(南郷・伊豆・雫石・嬬恋・札幌)
2.水力発電…軽井沢水力発電所
3.温泉等地熱活用
(3)省エネ活動
1.共同配送システムの導入…各ホテルへの食品等の配送を個別配送から共同配送へ切り替え、納品車両を減少

2.廃棄物削減
(1)食品廃棄物削減
1.お客さまへの啓発…レストラン内に食品ロス削減の啓発ポスターおよびPOPを掲出
2.食品廃棄物の乾燥による減量および肥料等への再利用
3.規格外の食材や食材の端材等の活用

3.水資源の確保
(1)使用量削減
1.排水や雨水の再利用(シティホテル)…排水や雨水をろ過、殺菌し、中水としてトイレの洗浄水等に再活用
2.井水・湧き水・沢水を活用(リゾートホテル)
3.節水機器の導入…水栓・シャワーヘッド等
(2)水資源保全活動
1.採水地自治体への寄付…オリジナルナチュラルミネラルウォーターの売上げの一部を採水地(南魚沼市)に寄付

4.森林や生物保護
(1)森林保護
1.里山保全…北海道、群馬県、長野県、神奈川県、滋賀県にて所在事業所が自治体と連携した森林保全活動
2.間伐材の活用…間伐材を活用したホテルのディスプレイ、リサイクル等
(2)生物保護
1.絶滅危惧種の保護…絶滅危惧II類「ハナヒョウタンボク」(軽井沢)、長野県花「りんどう」(志賀高原)の保全活動
2.プラスチックごみの削減
3.洗剤による水質汚染の低減…連泊時の客室清掃不要をご提案(当社より環境保全活動に寄付)

企業プレスリリース詳細へ (2022/03/24-18:48)

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