原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」を地下深くに埋める「地層処分」について理解を深めてもらおうという説明会が8日夜、鳥栖市で開かれました。
説明会は国と「NUMO=原子力発電環境整備機構」が全国各地で開いていて、8日夜、鳥栖市の会場には11人が集まりました。
説明会では、担当者が国は原発から出る「核のごみ」について地下300メートルよりも深くに埋める「地層処分」を行う方針であることなどを説明しました。
国が2017年に処分場の調査対象になる可能性がある地域を示した全国地図では、鳥栖市は「好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い地域」だとされています。
続く意見交換では、参加者から「核の廃棄物を固体化して処分するというが、数万年もの間、安全と言えるのか」など安全性を尋ねる意見が相次いで出されていました。
この説明会は県内では佐賀市、唐津市に次いで鳥栖市が3か所目になります。
小城市から参加した被爆2世という60代の男性は「放射能に関心があり地層処分について知りたかったので参加した。1万年もの間、どう管理できるのか疑問も残るが、現時点での説明としては納得できるものだった」と話していました。
からの記事と詳細 ( 鳥栖市で「核のごみ」を地下深く埋める地層処分の説明会|NHK 佐賀県のニュース - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/gzHbr8n
No comments:
Post a Comment