写真はイメージです Photo:PIXTA
論破したがる人は
議論ができない人
最近、若い人が「論破する人」に憧れていることに非常に大きな違和感を持っています。論破できる人が議論に強い人だと大きな勘違いをしている節が見えるからです。論破する人とは議論に強い人ではなく、どちらかと言えば議論に弱い人、もしくは議論のできない人です。
議論とは双方の違いを理解することや、違いを理解した上で落としどころを見つけることです。どちらか一方の主張を強引に押し付けたり押し通したりすることや、相手を否定することではありません。
インフルエンサーが相手を論破している姿を称賛するのはあくまでもエンターテインメントの一つとして理解し楽しんでいるくらいであれば構わないのでしょう。しかし、実生活でも相手を論破しようとしたり、論破することが正しいことと思っていたら、仕事も人間関係も全くうまくいきません。
現実世界で本当に役に立つのは相手を論破することではなく、双方、あるいはその場にいる皆の違いを理解した上での着地点を見つける力です。これができれば誰からも一目も置かれますし感謝もされます。
論破することは、自分と違う意見の人を拒否する振る舞いでしかないのですが、なぜこんなものに憧れてしまうのかと言えば、それはアンガーマネジメントで言うところの思考のコントロールができていないからです。
続きを読むには…
この記事は、会員限定です。
無料会員登録で月5件まで閲覧できます。
会員の方はログイン
ダイヤモンド・プレミアム(有料会員)に登録すると、忙しいビジネスパーソンの情報取得・スキルアップをサポートする、深掘りされたビジネス記事や特集が読めるようになります。
- オリジナル特集・限定記事が読み放題
- 「学びの動画」が見放題
- 人気書籍を続々公開
- The Wall Street Journal が読み放題
- 週刊ダイヤモンドが読める
からの記事と詳細 ( 「論破する人」として嫌われないための、簡単な思考方法とは - ダイヤモンド・オンライン )
https://ift.tt/3uUY1kz
No comments:
Post a Comment