高齢者宅を訪問してごみを預かる子どもたち=日置市伊集院町下谷口
2019年夏の自治会の高齢者との交流会がきっかけだった。「ごみ出しが大変」という声を聞いた子どもたちが「手伝いたい」と発案した。有志が民生委員とともに希望する高齢者宅を回る取り組みを始めた。
幼児から小学6年の10人が名を連ね、毎回5、6人が参加。活動は約120回を数える。
10月24日は5人が参加し、2軒のごみを預かった。福之上絹子さん(87)は「いつもありがとう」といいながら袋を手渡した。
自宅は急な坂の上にあるため、ごみ出しに往復10分かかる。体がきつくて、帰りは途中で休憩が必要だという。「週1回でも手伝ってもらえてありがたい。子どもたちに会えるのも楽しみ」と目を細めた。
ほぼ毎週参加している伊集院小5年の中原璃久さんは「ごみ出しなら自分たちでも手伝える。喜んでもらえてうれしい」と話した。
からの記事と詳細 ( ごみ出しが大変? 僕たちに任せて 高齢者のお手伝い考えた小学生 地域に笑顔広げる | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
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