室蘭市は来年4月からごみ袋の料金を1.5倍に値上げする方針について、28日夜から始まった住民説明会で理解を求めました。
室蘭市白鳥台で28日夜に開かれた住民説明会には、地元からおよそ15人が参加しました。
この中で市の担当者は来年4月からごみ袋の料金を1.5倍に値上げする方針を示し、40リットルのごみ袋は現在の1枚80円から120円になると説明しました。
値上げの理由として、人口減少が進む一方でごみ処理の費用が高止まりしていることや、今後新たな処理施設の整備で多額の費用負担が見込まれることなど厳しい財政状況を挙げ、理解を求めました。
参加者は「市の財政を考えればやむを得ないと思うが、それに見合うように市もごみ収集の効率化など、いろいろな面で努力してほしい」と話していました。
室蘭市環境課の田所和久主幹は「将来に向けて建設的な意見をいただいた。ごみ処理の費用はできるだけ抑えたいが、その中でもごみを出す人の適切な受益者負担を求めていきたい」と話していました。
住民説明会は来月2日まで行われ、9月の定例市議会で値上げのための条例の改正案が提出される予定です。
からの記事と詳細 ( 室蘭市が来春からごみ袋料金値上げへ 住民説明会で理解求める|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/3h5Bn3y
No comments:
Post a Comment