2020年2月の発売以来、315,000本を売り上げ!
8月25日のプレスリリース配信から、「スーパーJチャンネル」テレビ朝日、「ストライク!」中京テレビ様、「あさパラ!」読売テレビ様、「報道ランナー、やすとも友近のキメツケ(1月予定)」関西テレビ様、「めざましテレビ、めざまし土曜日」フジテレビ様、「めんたいワイド」福岡放送様、「メレンゲの気持ち、ZIP(12/7予定)」日本テレビ様、「ワールドビジネスサテライト」テレビ東京様、日本経済新聞様、朝日新聞様、岐阜新聞様、各業界紙様に掲載していただいた。
「ぬか漬けって難しいよね!面倒くさいよね!」そんなイメージを一新する。簡単便利な新感覚のぬか漬けの素。
その開発秘話を営業推進課古山浩二が当時の開発に携わった個性豊かなメンバーの思い、葛藤をご紹介させていただきます。
見屋井大輔…研究開発チーム係長
(当社の開発は全て、彼の采配にかかっている。情熱に満ち溢れ、どんなことにも積極的に取り組む姿勢は若手の見本と言っても過言ではない!)
見屋井の苦悩
当社、「熟成ぬか床」の歴史は約10年前に始まりました。今でも主力商品の一つで2020年11月末現在、約27万個を販売しています。パックタイプでジッパー付きの熟成ぬか床です。出荷当初より、「野菜を入れるだけで良いので、簡単なんだけど、足しぬかって必要ですか?」「水っぽくなってきたけど、お塩は追加しますか?」「酸味が強くなってきましたが、どう対処したらいいですか?」「毎日、かき混ぜないとダメですか?」などなど、様々なお問い合わせをいただいておりました。お電話でぬか床とうまく付き合うコツをアドバイスさせていただきましたが、お応えしている内容は対処法であって、根本的な解決ではないことを入社以来、思い悩んでおりました。
高橋芳信・・・業務チーム リーダー
(今では受注業務のスペシャリスト。彼無くして業務は語れない。だが、元々は営業マンで常に営業目線から業務に携わる。)
高橋の想い
当社は漬物の素を製造販売している企業で、今まで、売り上げの大半を支えてくれた、保存漬けの素は売れなくなり、運賃は高くなる一方でした。新製品といえば、甘酒や米麹。商品規格は小さくなり、収益は上がらない。元営業員として、「何か会社のお役に立ちたい!」そういう想いをずっと抱えておりました。
そんな中、今から4年前、商品の開発提案書を提出するのは、8割が営業、2割が研究開発であることから、その他の部署からも提案書を提出し、商品開発されたら、会社が盛り上がるのではという想いから、業務チームで商品開発会議を立ち上げました。そして、営業時代に何度も何度も失敗しながらぬか床に挑戦し続けるお客様の姿を思い出し、「粉末タイプのかけて混ぜるだけのぬか漬けってできないものか?」との考えから、思い切って開発提案書を提出させていただきました。それがまさか、これほどメディアに取り上げていただく製品に繋がるとは・・・
見屋井の葛藤
高橋さんの開発提案と想いを受け取り、応えてあげたい気持ちでいっぱいでした。しかしながら、「粉末タイプのぬか」はそもそも発酵しておりません。ぬか床を発酵させた後に粉末化することについて取り組みましたが、ウェットタイプのぬか床と比べて風味が劣り、試作を繰り返すも、納得のいく品質のものができませんでした。
それでは、ウェットタイプのぬか床をスパウトパウチに入れて絞り出すタイプにしてはどうかと、容器の検討を始めました。はじめに作ったのは、500 g入りの絞り出せるタイプのぬか床。社内でモニターを実施するものの、「使いづらい」 という感想を多くいただきました。
確かに、女性が500gのぬか
床をお料理中に手にもって、絞り出すには無理がありました。そこで女性の方が使いやすい商品を目指して、研究開発チームの福島さんにも開発に加わっていただき、使いやすい容器の再検討を始めました。
当時、お客様からのぬか床相談窓口を担当し、誰よりもお客様の「困った」に対応していた福島さん。
お客様のぬか床に対する課題を解決したいという強い思いは、同じでした。
福島優佳…研究開発チーム
(新進気鋭の開発担当者。2019年度には社長賞を獲得、2年連続最有力候補。今、一番乗りに乗っている開発者と言っても過言ではない!)
福島の試練
見屋井係長からの「相談」を受け、開発に乗り出しました。なかなか、打つ手が見つからない状況でしたが、チューブタイプの調味料が売れていることから、熟成ぬか床をチューブに入れて絞り出して使用する商品にと考え
始めました。問題点は多数あり、「熟成ぬか床が硬すぎて、チューブから絞り出せない」「たくさん入れすぎると持てない」「少量にしすぎると利益が取れない」などなど・・・
やっとの思いで試作品を営業に出しましたが、答えはことごとくNO!「営業の人の意見は、消費者の意見に近いはず!納得してもらえる商品を作り上げてやる!」と思う日々が続きました。
そして、絞り出しやすい硬さで、適量も見つけ出し、初心者の方にも食べやすいように、「りんご酢」を入れて、フルーティーな味わいにすることで、味としては営業の了解を取り付けました。
しかし、ここで更なる問題が発生します。当社には、チューブタイプの製品を製造したことがありませんでしたので、その充填先を探さなければなりませんでした。候補になる充填先を何件か問い合わせしましたが、ぬか床は工場に持ち込むことができないと、ことごとくNGをいただきました。包材メーカーにもご協力をいただき、ようやく1社、手を挙げていただける充填先が見つかりました。ここから、商品発売に向けて、一気に動き出すこととなります。
藤永昌之…営業本部長
(その営業手腕、嗅覚は誰もが認める存在。この人がイエスと言わなければ、会社が動かないと言っても過言ではない!)
藤永の発想力
「ラップdeカンタンぬかチューブ」生みの親です。
2019年の12月に入り、営業課長から前年比109%の予算で来期はいきたいと話を聞きました。理由を聞いてみると、「チューブタイプの熟成ぬか漬けの素」を新商品として、発売する予定があるとのことでした。確かに、面白い
商品でしたが、世の中にない商品なので、消費者の皆様が手に取った瞬間、「どうやって使うものなのか、そもそも、それが何なのか!」分かるものでないといけないと感じました。
そこで、サンプルを使って商品を漬けている姿から、ラップでできるんじゃないかと発案しました。ラップに食材を置いて、絞り出すだけなら簡単で誰にもできるし、ぬか、チューブを組み合わせて、「ラップdeカンタンぬかチューブ」としました。まさに、自画自賛のネーミングだと思いました。これが、発売まで約2か月前のことです。
和田篤・・・企画開発チームリーダー
(会社の包材を一手に担う。その仕事の精度の高さとリーダーシップには定評がある。私の大親友。)
和田の責任感
初回の製造日が2月と決まり、包材の立ち上げに入りました。初回製造日から逆算すると発注までのタイムリミットは僅か3週間でした。正直なところ、「できるわけないでしょ!」と思いましたし、「みんな包材の立ち上げがどれくらいかかるか知らないから、そんな要望上げてくるんだよ!」と思いました。ただ一方では、「プロの仕事を見せてやろう!」とも思いがあり、包材メーカーさんのご協力を得て、なんとかギリギリで仕上げることができました。
チューブ包材は過去経験もなく、当社の中心である袋タイプの包材と違って表示できる範囲も狭く、分かりやすい言葉で伝える文章がとても難しく、苦労いたしました。短い期間でしたが、当社には珍しく可愛らしいデザインに仕上がり、惜しくも入賞はできませんでしたが、「日本パッケージコンテスト」にノミネートいただいたことは、私の誇りになっています。
このようなみんなの努力と想いを乗せ、2020年2月に発売をさせていただきました。
導入店舗は一般量販店、ドラックストア合わせ6000店舗を越え、11月末現在315,000本を出荷させていただいております。
今もコロナウィルスの脅威はとどまることを知らず。第3波真っ只中です。消費者の皆様には、発酵食品で免疫力を高め、この苦難を乗り切って欲しい。その想いを乗せ、日々商品を供給させていただいております。
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December 02, 2020 at 05:00PM
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