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Saturday, July 4, 2020

レジ袋なくても…生ごみを上手に処理する方法(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

まず水抜き

 福岡市の2015~17年の調査によると、家庭から出た燃えるごみの3割(重量比)が生ごみだった。ごみ削減の知識が豊富な講師として福岡県が派遣する「3Rの達人」の小出まずるさん(79)は「出たばかりの生ごみは食材の切れ端で、汚い物ではない。乾燥させれば大半の問題が解決する」と言い切る。  腐敗や悪臭は、生ごみの7~9割を占める水分が雑菌の温床になることが要因。ぬれたまま放置するのは厳禁だ。新鮮なうちに水分を抜けば臭いは大幅に減る。虫が湧いたり、集積所でカラスに荒らされたりするリスクも減る上、台所も清潔に保てる。  三角コーナーをシンクの外に置けば水が付きにくく、乾きやすい。土付きの野菜は皮をむいてから洗うと、捨てる部分がぬれない。生の魚や肉は、臭いが移ってしまわないように野菜くずと分けた後、フライパンで軽くいると腐りにくい。  小出さんのアドバイスを受け、夕食で出た生ごみをふた付きのざるに入れ、ベランダに一晩干してみた。玉ネギやキノコの切れ端はまだしっとりとしているが、野菜くずは乾燥してほぐれ、カラカラと音がするほど。無臭ではないが、ぬめりやべたつきはなく前夜より軽かった。  乾燥させるのが難しい場合、吸水性の高い新聞紙も重宝する。二重にして袋状にすると破れにくい。新聞紙の代わりに、茶封筒や牛乳パックもお薦めだ。  臭いが気になるときは重曹や市販の消臭剤も使える。小出さんのお勧めは米ぬか。一握り分を振り掛けるだけで効果がある。落ち葉や竹の粉をかけても、腐敗臭を防げるそうだ。 資源として  生ごみは多くの自治体で燃えるごみとして出せるが、資源として回収する自治体もある。プラスチックと違って土に返るため、生ごみを堆肥に変える「コンポスト」を使う方法もある。  コンポスト普及に取り組むNPO法人循環生活研究所(福岡市東区)によると、家庭の生ごみは4人家族で1日約500グラム。ほとんどが堆肥にでき、1カ月で約15キロのごみ減になる。永田由利子理事長(56)は「生ごみがない生活はとても快適。『エコ』と気負わず、手軽に始められる物も増えている」と話す。  庭に穴を掘って落ち葉を入れるような大きい物ではなく、台所などに置けるバケツほどの大きさや、防虫の工夫を施した物も普及している。段ボールなどで自作もできる。市販品は3千円ほどから、電動式で6万~7万円の物まである。購入費を補助する自治体もあるので確認したい。

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