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Sunday, June 7, 2020

生ごみ処理容器の市民モニター募集/弘前市 by 陸奥新報 - 陸奥新報

黒土で生ごみを処理する「ミニ・キエーロ」。モニター参加者に配布するのは、市のイメージキャラクターたか丸くんのシール付き

 弘前市は、家庭の手軽なごみ減量手段になるとして、小型生ごみ処理容器「ミニ・キエーロ」の市民モニターを募集している。土の力でほぼ完全に生ごみを分解することが可能で、実証実験に取り組んだ市担当課は「臭いや虫も発生しにくい」とし、ごみ減量体験への参加を呼び掛けている。先着100人。
 「ミニ・キエーロ」はプランター(幅約50センチ、高さ約30センチ、奥行き約40センチ)に黒土を入れ、その中に生ごみを混ぜ込んで分解させる仕組み。モニター参加者にはプランターと黒土、その上にかぶせる屋根部がセットで配布されるため、すぐ取り組むことができる。
 家庭から出る燃やせるごみには多くの生ごみが含まれており、生ごみを減らすことがごみ減量の鍵となる。ミニ・キエーロに注目した市環境課は昨年度、約8カ月にわたり実証実験に挑戦。2台のミニ・キエーロを日当たりのよいベランダに設置し、庁内の生ごみを回収しては週2回程度、土中に入れた。
 入れる生ごみの量の目安は300~500グラム程度で、量が多すぎると分解効率が低下する。深めに掘った穴に入れた生ごみと水、土を混ぜた後に乾いた土をかぶせると、臭いや虫の発生も防ぐことができる。
 調理済みの食材や茶葉、ヨーグルトなどの発酵食品は分解が速く進む一方、かんきつ類の皮や卵の殻は分解されにくく、梅干しの種、動物の骨、貝殻などはほぼ分解されなかった。気温の高い時期は分解が速く、冬は速度が遅くなるという。
 市環境課の山内浩弥課長補佐は「当初は本当に生ごみが分解されるのか半信半疑だったが、実際に取り組んだところ、驚くほど生ごみが消えた」と効果を紹介。「各家庭で子どもさんも交えて楽しみながら参加してもらえれば」としている。
 参加者にはミニ・キエーロのセットを市役所または町田事業所(弘前地区環境整備センター2階)で配布する。問い合わせは市環境課資源循環係(電話0172―35―1130、ファクス0172―37―7271、メールkankyou@city.hirosaki.lg.jp)へ。

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