南魚沼市の林茂男市長は20日、国際大学（同市）の用地を予定地としたごみ処理施設の建設計画を白紙に戻す考えを表明した。周辺住民らの反対運動などに配慮した形だが、すでに建設計画は当初の予定より遅れており、既存施設の老朽化が進む中、先行きが見通せない状況になった。
林市長が市議会全員協議会で表明した。その中で、建設予定地とする際に国際大から「周辺集落からおおむねの同意を得る」という条件を示されていたことを挙げ、「その段階には至っていない」と説明。「最適地であるという認識は変わらないが、計画をいったん白紙に戻し、改めて適地を検討せざるを得ない」と述べた。用地選定は「ゼロからのスタート」とした。
ごみ処理施設は南魚沼、魚沼両市と湯沢町が共同で建設、運営する。3市町は2015～16年に建設地を公募したものの、応募地区周辺の同意が得られないことなどから、行政主導で17年12月に3市町のほぼ中心である国際大用地を予定地に選んだ。
南魚沼市は18年春から周辺地…
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February 20, 2020 at 05:30PM
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新潟）ごみ処理施設、建設予定地が白紙に 南魚沼市など - 朝日新聞社
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