岐阜県関市の指定ごみ袋のうち「家庭用燃やせるもの（中）」（３０リットル、１０枚入り税込み３００円）の欠品が、昨年１２月から続いている。市の在庫管理不足に起因する欠品で、新型コロナウイルスによる肺炎（ＣＯＶＩＤ１９）が拡大する中、中国・上海の工場の生産、輸出体制が整わなかったことが追い打ちを掛けた。だがようやく輸出が可能となり、早くて２７日にも市に納入完了、店舗でも３月初旬ごろから徐々に欠品状態が解消される見込み。
同市指定の可燃ごみ袋は４５リットルの大サイズ、２０リットルの小サイズと合わせ３種類。中サイズは、市内の２歳以下の子ども１人に年５０枚無料配布する行政サービスの対象商品で、おむつの処理などで重宝されている。ニーズは年々増えていたが、発注段階の見込みも甘く、追加発注したのが欠品間近の昨年１１月と後手を踏んだ。
市に届く見込みになったのは、可燃ごみ袋中サイズ３３万６０００枚など。昨年１１月に市が発注した量の一部（発注全体の３８％相当）で、現状のニーズでは約５カ月分の量が確保できる計算。市の担当者は「長期間にわたり、不便をおかけしていることにおわびを申し上げます」としている。
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February 19, 2020 at 05:16PM
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関市指定ごみ袋欠品続く 中国での生産、新型肺炎影響 - 岐阜新聞
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