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Friday, January 5, 2024

【地震被害】煙突が傾く燕市・弥彦村ゴミ処理場復旧の補助を国に要望【新潟】 - UX新潟テレビ21

傾いた煙突 燕・弥彦総合事務組合環境センター ごみ処理場 4日

能登半島地震で燕市にあるゴミ処理場の煙突が傾くなどの被害がありました。この施設を利用している燕市と弥彦村が、国に復旧事業の費用補助を要望しました。

燕市と弥彦村で収集されたごみを焼却処理する「燕・弥彦総合事務組合環境センター ごみ処理場」。
1日に発生した能登半島地震により、施設の煙突が傾くなどの被害を受けました。
2本ある煙突のうち、高さ55m・直径1.7mの煙突が33m地点から傾き、もう片方は内筒がずれるなどして、現在、従来の4分の1の規模でしか稼働ができない状況となっています。

4日午後、国定勇人環境大臣政務官が視察に訪れ、鈴木力・燕市長と本間芳之・弥彦村長は要望書を提出。復旧事業に対する国庫補助率の引き上げなどを求めました。

■鈴木力 燕市長 兼 燕・弥彦総合事務組合・管理者
「1月4日から市民の皆さんがごみを出すような生活が戻ってくる中で、4分の1の処理能力に落ちているということが非常に大変な状況なので、1日も早く解消する。その前に危険の撤去ということもありますが環境省の力添えをいただきながら取り組んでいきたい。」

施設を管理する燕・弥彦総合事務組合は1日の処理能力が落ちた分、応急措置として、稼働時間を従来の週6日16時間から7日24時間体制に強化して対応します。また、長岡市が処理が追いつかないゴミの受け入れをするということです。
傾いた煙突は、余震などで倒壊する危険があるとして早急にクレーン車で吊り上げて撤去するとしています。施設のすぐ後ろにはJR弥彦線が通っていますが、煙突の傾きの角度から、もし倒れた場合でも線路を直撃することはないとみられています。
この煙突は2004年の中越地震でも折れ、修繕工事をしていました。

県内では、小千谷市でも地震によるゴミ焼却施設への被害が確認されましたが、すでに復旧が完了しているということです。

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