鹿島市は1日、無料通信アプリLINE(ライン)の公式アカウントをリニューアルした。子育てや介護関係のオンライン申請ができるほか、ごみの分別方法を人工知能(AI)が自動で回答する機能を追加し、身近な暮らしの情報にアクセスしやすくした。スマートフォンが市役所の窓口を担う「てのひら市役所」として今後も機能を充実させる。
オンライン申請は転出や転入、図書館の貸し出し予約にも対応する。住んでいる地域のごみ収集日や健康・スポーツなど知りたい情報の通知を受けることもできる。市DX推進室の松丸環大室長は「市役所に行かずとも、さまざまな手続きが24時間365日オンラインで気軽にできるようにしたい」と取り組みの狙いを話す。
同市のLINE公式アカウントは2013年から運用を始め、約4100人が登録。これまでは市のお知らせやイベント情報などを発信していた。今回のリニューアルはIT関連企業「プレイネクストラボ」「DMM・com」と協働し、AIを活用して自動応答する「チャットボット」など双方向型の機能を持たせた。県内では佐賀市や武雄市などでもチャットボットサービスを提供している。
松丸室長は「公民館などの施設予約をオンラインでできるような機能追加も考えている。多くの市民に登録して利用してほしい」と呼びかけている。(山口源貴)
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