掛川、菊川両市の廃棄物処理施設「環境資源ギャラリー」(掛川市満水)は2025年度から、一般廃棄物の全量を外部搬出する。期間は、建設する新施設が稼働する予定の30年4月までの5年間。現施設の溶融炉は故障を繰り返しているため、修繕を加えながら使い続けるよりも近隣自治体など県内受け入れ先に委託した方が安価で安定的に処理できると判断した。
19日の掛川市議会全員協議会で説明した。施設を運営する両市の衛生施設組合の試算によると、24~29年度に全量を外部搬出した場合のコストは120億6800万円。現施設を延長利用するより11億2100万円の経費が削減できるとしている。
現施設は20年6月以降、設備の故障で断続的に運転を停止し、一定期間の外部搬出を余儀なくされてきた。管理を受託している事業者からは「基幹改良工事を実施しない限り、現施設の安定的な運転管理は不可能」との見解が示されているという。
新たな施設は現施設の隣接地に建設する計画。23年度内に基本計画を策定し、25年度には設計や建設を担う業者を選定する。
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