原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分の方法を示す国の説明会が、13日夜、高知市で開かれました。
この説明会は、資源エネルギー庁と「核のごみ」の最終処分を行う「NUMO=原子力発電環境整備機構」が全国各地で開いていて、県内で開かれたのは5回目です。
13日夜は高知市の会場に18人が集まり、はじめに、担当者から▽「核のごみ」は30年から50年ほどの期間冷却したあと、地下300メートルより深く埋めて処分する方針が
説明されました。
また、▽1つおよそ500キロの「核のごみ」を4万以上埋められる地下施設を国内に1か所つくり、その施設の大きさは最大で10平方キロメートルを想定しているということです。
会場では参加者から「地震が起きても地下の施設は大丈夫なのか」と質問が出され、担当者は「地上に比べると揺れが小さく影響は少ない」などと説明していました。
香南市の40歳の男性は「これまで最終処分に関する知識がなかったので今回、安全性や作業工程などを聞いてある程度安心しました」と話していました。
NUMO地域交流部の富森卓専門部長は「いろんな角度から議論できて有意義な場となった。『地層処分』事業の実現のため全国の人たちにより知ってもらう必要がある」と話していました。
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