県西部の一般ごみを集約して処理する新たな施設の候補地を検討してきた委員会は「中間処理施設」と「最終処分場」のそれぞれについて、米子市内の2か所ずつを候補地とすると答申し、9市町村で作る組合が3月下旬に、最終候補地を決めることになりました。
県西部では現在、家庭などから出る一般ごみが合わせて8か所の施設で処理されていますが、多くの施設で耐用年数が迫っています。
このため9つの市町村でつくる西部広域行政管理組合は、一般ごみの処理を集約する新たな施設の建設に向けて、おととしから用地の選定を進めてきました。
17日、用地選定委員会の星川淑子委員長が、行政管理組合の管理者を務める、米子市の伊木隆司市長に検討結果を答申しました。
候補地とされたのはいずれも米子市で、ごみの焼却や破砕などを行う「中間処理施設」は、1位を「彦名町地区」とし、2位を「尾高・日下」地区としています。
また埋め立てを行う「最終処分場」は、1位を「新山・陰田町地区」とし、2位を「尾高・日下地区」としています。
答申を受けて、西部広域行政管理組合は、3月下旬に各市町村長が参加する会議を開き、最終候補地を決めることにしています。
用地選定委員会の星川委員長は「自然条件などの立地条件を比較した。今後は候補地について、わかりやすく丁寧に地元の方に説明していき、協議を尽くすことが課題だと思う」と話していました。
また西部広域行政管理組合の管理者を務める米子市の伊木市長は「答申の中身を精査して、最終的な候補地を決め、地元の皆さんに丁寧に説明を進めて合意をいただきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 県西部ごみ処理場候補地を答申 3月下旬に最終候補地決定へ|NHK 鳥取県のニュース - nhk.or.jp )
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