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Wednesday, March 1, 2023

福島県内のごみ排出量の現状は|NHK 福島県のニュース - nhk.or.jp

環境省の調査で、福島県は、県民1人1日あたりの生ごみなどの一般廃棄物の排出量が2年連続で全国で2番目に多くなっています。

直近の令和2年度のデータでは家庭や事業所から出た一般廃棄物の量を人口で割った県民1人1日あたりの排出量が1033グラムと全国平均より132グラム多く、富山県の1039グラムに次いで全国で2番目の多さでした。

県内の市だけをみても伊達市が1218グラム、▼郡山市が1190グラム、▼南相馬市が1180グラム、▼相馬市が1127グラム、▼会津若松市が1123グラムと、福島市より多いところが5つあります。

ごみの処分にかかる費用は福島市で令和2年度で約38億円と、市税収入の1割に相当する規模となっていて自治体にとって排出量の削減が課題になっていますが、県内の59市町村のうち、ごみを処理する手数料を指定のごみ袋に上乗せするなどして収集を有料化しているのは26市町村にとどまっています。

ごみ問題に詳しい福島大学の樋口良之教授は(ひぐち・よしゆき)「財政的に困難な小さな自治体がいち早くごみ収集の有料化に取り組んできたが、処理施設の老朽化や埋立処分場の容量に限りがあることを考えると、今後、ごみを減らさなくていい自治体は存在しないと思う」と述べ、福島市だけでなく県内全体で、ごみの量を削減していく必要があるとしています。

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