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Thursday, December 1, 2022

海のSDGsアクション!!オリジナルエコトレーで瀬戸内海のプラごみをなくす?!豊かな海を守るため、山口県民を巻き込むエコ活動を高校生から発信:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル

山口県
12月10日(土)「海のジブンゴト化キャンペーン」啓発イベントを岩国市内スーパーマーケットで開催

山口県では、海洋プラスチックごみ問題について、より多くの県民に、身近な「ジブンゴト」の問題として捉えてもらい、一人ひとりができる対策に取り組んでもらうことを目的に、今年度、山口県東部の錦川流域において、「やまぐち海のSDGsアクション」を実施しています。

漂着ごみ調査の様子(R4.8.9)
漂着ごみ調査の様子(R4.8.9)
今まで「海ごみ問題は、他人事だと思っていた」けれど、活動を通して、「そうじゃない」と気づいた地元岩国高校の生徒で結成された「海のジブンゴト化サポーターズ」が、多くの県民に、海のSDGsアクションを呼びかけ、県民の意識向上(海のジブンゴト化)を目指します。

サポーターズの初めての発信として、海ごみ対策を呼びかける標語やデザインをあしらったオリジナルの食品トレーを県内のスーパーマーケット78店舗に導入、12月初旬からの展開に合わせ、12月10日(土)に啓発イベントを実施します。

■食品トレーによる普及啓発
・岩国高校の生徒がオリジナルエコトレーのデザインを考案
・オリジナルエコトレーを県内78店舗に導入し、海洋プラスチックごみ問題を啓発
・店舗内の売り場を啓発標語のポップで装飾し、取組を紹介

【オリジナルエコトレー】
オリジナルエコトレー
岩国高校の生徒が考えた海洋プラごみ削減の標語や「エコっちゃ」(県の「ぶちエコやまぐち」啓発マスコットキャラクター)のイラストをあしらったデザインのオリジナルエコトレーを、食品トレー製造大手の株式会社エフピコの協力により開発

岩国高校生徒考案の標語

メインメッセージ
「お店の回収ボックスから始まるエコライフ!みんなでできるSDGs!」
サブメッセージ
「エコトレーを洗って、お店に持って行くことで、美しい瀬戸内海が守られます」

【スーパーマーケット店舗への導入】
株式会社丸久の協力の下、県内全78店舗(精肉コーナーの一部)にオリジナルエコトレーを導入するとともに、パネルやポップ、ポスターを使い、海のSDGsアクションとして海洋プラスチックごみ問題を啓発。

導入日 :12月3日(土)~ ※丸久プロセスセンターへ導入
数量  :20cm×25 cmサイズ  5万枚 ・ 15 cm×25 cmサイズ 6.7万枚
導入期間:2~3週間(トレーの消費実績から推計)
導入店舗:マルキュウグループの県内全78店舗(丸久プロセスセンターからの出荷)

【売り場のパネル】

売り場パネル
【啓発イベントの実施】
岩国高校の生徒による活動報告を兼ねた食品トレーリサイクル等の啓発イベントを開催
当日、使用済みの食品トレーを持参した先着500名に、海のSDGsボールペンを進呈

「海のジブンゴト化キャンペーン」啓発イベント概要
■目的
錦川の内陸から沿岸にわたる流域圏における、海洋プラスチックごみの発生抑制の取組を行う岩国高校の生徒が、「海のジブンゴト化サポーターズ」として地元のスーパーマーケットにおいて啓発活動を実施。
実施日時: 2022年12月10日(土) 9時30分~15時00分(セレモニー9:30~10:30)
【場所】 中央フード平田店 山口県岩国市南岩国町2-76-27
【主催】 山口県 
【協力】 岩国高校、岩国市ミクロ生物館、岩国市、周南市、(株)丸久、(株)エフピコ
【セレモニー内容】
〇セレモニー 
1.挨拶 2.海のジブンゴト化サポーターズ活動報告3.オリジナルエコトレーデザイン導入による食品トレーリサイクル推進の説明4.マルキュウグループのSDGs取組紹介
〇食品トレーリサイクルキャンペーン
・当日、ご自宅等から使用済み食品トレーを持参いただいた方に、海のSDGsボールペンを進呈。
(先着500名)
・この取り組みの協力を募るため、チラシを作成し、岩国高校及び流域の高校を中心に事前の呼びかけとマルキュウグループの折込チラシ実施。
・学研の学習まんが「食品トレーのひみつ」がもらえるクイズラリーを開催。
〇啓発パネル展示(サポーターズが説明。)
山口県報道発表:https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/184501.html (12/1(木)16時~掲示)

【エフピコモデルの食品トレーリサイクル】
使用済み食品トレーなどのリサイクルはエフピコだけでは成り立たず、消費者やスーパーマーケット、包材問屋も協力し、全員参加で行われています。
洗って乾かした使用済みトレーはスーパーマーケットの店頭などに設置された回収箱で集められ、さらに包材問屋が配達の帰りのトラックでこれを引き取り、エフピコが再生。4者一体となることで、大量の使用済みトレーなどがムダなくスムーズにリサイクルされます。
○環境に良いメリット
・再生資源として「ごみにしないこと」で、ポイ捨てがなくなり、結果、「川や海がきれい」に。
・リサイクルされたトレーは、新たな石油原料を使わないため、省資源化され、二酸化炭素(CO2)の排出量抑制効果が30%。
○身近なメリット
・自治体が回収する容器包装プラスチックの量が減少し、指定ごみ袋の節約ができる。
・普段のお買い物のリズムで貢献できるSDGs活動。
参考:https://www.fpco.jp/esg/environmenteffort/fpco_recycle.html

【やまぐち海のSDGsアクションin錦川】
錦川の内陸から沿岸にわたる流域圏において、地元高校生が、行政、事業者、教育機関などの多様な主体と連携し、「海のジブンゴト化サポーターズ」として、海洋プラスチックごみの発生抑制対策に取り組んでいます。
SDGs(持続可能な開発目標)ゴール14(海の豊かさを守ろう)を中心に、ゴール4(質の高い教育をみんなに)、ゴール12(つくる責任、つかう責任)、ゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)の達成に向けて、海洋プラスチックごみ対策の視点でアプローチし、錦川流域圏の人々が一体となって取り組む、海のジブンゴト化を目指します。
※海のジブンゴトとは、本事業において、「当事者意識を持って、海洋プラスチックごみ問題などについて、自分で考えて、実践すること」を言います。
<関係機関>
主催:山口県
協力:山口県立岩国高等学校、岩国市ミクロ生物館、岩国市、周南市
株式会社丸久、株式会社エフピコ(ONE FOR OCEAN連携事業者)

【「海のジブンゴト化サポーターズ」とは】
「やまぐち海のSDGsアクション in 錦川」において、県の任命を受け、流域の人々への海洋プラスチックごみを減らすための普及啓発活動に取り組む、地元岩国高校の生徒により結成。(9名任命)
参考:https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/40/164071.html (県ホームページ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000091269.html (活動リポート)
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