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Wednesday, December 14, 2022

ごみの放置を注意され立腹 80代男性を押し倒し死なせた男に懲役2年6月 鹿児島地裁判決 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

 80代の知人男性を路上に押し倒し、死なせたとして、傷害致死の罪に問われた鹿児島県姶良市宮島町、無職の男(74)の裁判員裁判判決公判で、鹿児島地裁(中田幹人裁判長)は13日、懲役2年6月(求刑懲役5年)を言い渡した。

 判決理由で中田裁判長は「ごみの持ち込みを注意した被害者に落ち度はなく、注意に立腹した点にくむべき事情はない」と指摘。一方で、偶発的な犯行であることや遺族に500万円の損害賠償をしていることなどを考慮し、「(求刑に対し)減軽が相当」とした。

 判決によると、5月5日午前7時55分ごろ、同市蒲生町久末、無職男性=当時(83)=宅近くの路上で、自身が管理する空き家に持ち込んだごみを放置したことを、空き家隣に住む男性に注意されたことに立腹。男性の胸ぐらをつかんで押して倒し、後頭部にけがを負わせ、翌6日、脳障害で死なせた。

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