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Saturday, October 8, 2022

改良工事で15年延長 ごみ焼却施設 老朽化進む - 八重山毎日オンライン

老朽化が進む石垣市クリーンセンター=3日午後

老朽化が進む石垣市クリーンセンター=3日午後

石垣市

 開会中の9月定例石垣市議会に石垣市クリーンセンター基幹改良工事の工事請負契約案件が提出されている。クリーンセンター(ごみ焼却施設)は使用開始から25年が経過し、老朽化で処理能力が半分に低下。炉や装置など機器類を更新することで処理能力の回復につなげる。市は改良工事で使用年数を15年延長したい考え。

 現施設は1997年度に新設された。焼却炉2基を稼働させ、現在は24時間で120㌧を処理している。市環境課によると、能力低下で処理に時間がかかっており、担当者は「常に機器の一部が故障しており、作業員が修繕しながら稼働を続けている」と説明する。

 工事請負契約額は84億400万円。事業費は、防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用。補助率は国3分の2、残りは市が起債などで負担する予定。

 議会で可決されれば本契約を結び、本年度の実施設計を経て来年度に本格的な着工する計画。工期は2026年3月31日までを予定している。

 一方、処理能力が回復すれば、廃プラスチック類混焼も可能になるが、市によると周辺地域(嵩田、名蔵、バラビドー)とごみ焼却施設に関する公害防止協定見直しについて協議している。

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