Pages

Sunday, September 25, 2022

新ごみ処理場稼働 伊豆・伊豆の国、市長ら火入れ式:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

南島信也

 【静岡】伊豆市伊豆の国市が共同で建設を進めてきたごみ処理施設「クリーンセンターいず」(伊豆市佐野)の工場棟などがほぼ完成し、施設の安全を祈願する神事「火入れ式」が25日に行われた。10月10日から可燃ごみの受け入れを始め、来年1月4日に本格稼働する。

 新施設は、老朽化した両市の四つの焼却場を集約したもので、二つの炉で1日82トンを焼却できる。4階建ての工場棟や管理棟など延べ床面積は約7366平方メートルで、建設に約105億円を投じた。両市の廃棄物処理施設組合が「いずEサービス」社に運営を委託し、2042年までの運営費は約87億円となる。

 新施設の建設地選定は05年に始まったが、行政側が決めた候補地が住民の反対で2度白紙撤回されるなど混乱し、最終的に現在の地区に決まったのは14年だった。

 この日の火入れ式には伊豆市の菊地豊市長、伊豆の国市の山下正行市長をはじめ関係者ら約50人が出席。菊地市長は「紆余(うよ)曲折があり本当に長い道のりだった」と感慨深げに振り返り、「施設は両市民のものであり、平素から使ってもらいたい」と話した。その後、両市長らがスイッチを押して焼却炉に点火し、施設が稼働を始めた。(南島信也)

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 新ごみ処理場稼働 伊豆・伊豆の国、市長ら火入れ式:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/TOB2xA0

No comments:

Post a Comment