徳島市など県内6つの市や町が進めていた広域ごみ処理施設の建設計画について、23日開かれた連絡会議で松茂町が脱退を表明しました。
徳島市は近隣の市や町と共同で、市沿岸部の人工島「マリンピア沖洲」に広域ごみ処理施設を整備する計画を進めています。
23日徳島市役所で開かれた連絡会議には、関係自治体の首長が出席し、初めに会議の会長を務める徳島市の内藤佐和子市長が「建設に向けて、市はこれまで周辺企業や住民に説明を行い、理解の醸成を図ってきた。その中で得られた環境保全や交通状況への懸念などについて、話し合いたい」とあいさつしました。
この後、会議は非公開で1時間ほど行われましたが、出席者によりますと、松茂町が広域処理から脱退する意向を表明したということです。
町内に海上自衛隊の基地がある松茂町は町単独で処理施設を整備した場合、防衛省からの補助金が出るため町が負担する費用を考慮して方針を見直すに至ったことなどを説明したということです。
会議の後、松茂町の吉田直人町長は「再検討した結果、単独でした方がいいと判断し、議会にも相談してこのようなことが決まった」と話していました。
一方、連絡会議の副会長を務める小松島市の中山俊雄市長は「5市町になっても広域でのメリットを尊重していきたい」と話していました。
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