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Thursday, August 4, 2022

ロート製薬、海洋プラスチックごみをアップサイクルしたリサイクルパレットを物流資材として導入 - 日本経済新聞

発表日:2022年08月04日

一般用医薬品業界初・海洋プラスチックごみをアップサイクルしたリサイクルパレットを物流資材として導入

ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:杉本雅史)は、物流における環境負荷低減を目的として、素材の一部に海洋プラスチック(OBP:オーシャンバウンドプラスチック(※1))を活用したプラスチックパレットを、製品の保管・荷役時の物流資材として導入し、2022年8月より順次使用を開始します。

豊かな自然環境を次世代に引き継ぐことは、「社会の公器」である企業の重要な責任として、今後も引き続き製品の製造、流通などサプライチェーン全体における環境負荷低減に取り組んでまいります。

※1:海岸線から50km以内の内陸部で正式な廃棄物処理を行っていないコミュニティから収集されたプラスチック素材のこと

*参考画像は添付の関連資料を参照

■導入の背景

当社はこれまでも、環境方針及び全社エネルギー管理基本方針のもと、省エネ活動や省資源・省廃棄活動を推進し、独自の環境マーク「R・eco マーク」や小売業と協業した容器回収プログラム、環境に配慮した商品パッケージなど商品開発分野において環境への負荷軽減に向けた取組に注力してきましたが、物流センターにおいても、輸送の合理化によるCO2排出量削減に向けた「モーダルシフト(※2)」や「共同配送(※3)」などに取り組んできました。

近年、廃プラスチックによる環境問題は世界的に注目されておりますが、中でも海中や海辺に廃棄された"海洋プラスチック"が大きな問題となっています。当社は、海洋プラスチックごみ問題に対して業種を超えた幅広い関係者の連携を強めイノベーションを加速するためのプラットフォームとして設立された「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス」(CLOMA)に2021年3月に加盟し取り組みを進めております。今回、海洋プラスチックごみ問題への取り組みの一環としてリサイクルパレットを導入することで、海洋プラスチックの流出防止と削減に寄与することができると考えております。

※2:トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換すること

※3:複数の卸売業者やメーカーが同じ配送先の荷物を持ち寄り、共同で配送を行う仕組みのこと

*以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像

https://release.nikkei.co.jp/attach/637735/01_202208041207.png

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/637735/02_202208041207.pdf

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