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Thursday, March 31, 2022

プラごみ分別収集4月から開始 岐阜市で週1回、県内28番目 - 岐阜新聞

アルミ圧縮成型機を見学する出席者=岐阜市木田、市リサイクルセンター

プラスチック製容器包装の識別マーク

 岐阜市は4月1日から、家庭から出るプラスチック製容器・包装の分別収集を始める。対象は食料品や日用品などに使われているプラスチック製の容器、包装で、目印として「プラマーク」が付いている。容器の中身は取り出し、汚れているものは、水で軽くすすいだり、拭き取ったりしてから、透明か半透明の袋に入れて、週1回決められた曜日に地域のごみステーションに出す。

 プラスチック製容器・包装は、卵や納豆、豆腐のパック、カップ麺や弁当、油、洗剤、ケチャップ、歯磨き粉の容器、ペットボトルのラベルとキャップ、お菓子の袋、発砲スチロール、薬の包装など。一方、プラマークのないスプーンやホーク、ストローは普通ごみ、プラスチック製のケースやコップは粗大ごみに入る。

 分別収集の開始に先立ち、市は長良と長良東の両地域で1月12日から今月末まで先行収集を行っており、ごみの中身の8割以上がルールに沿って出されているという。

 県内の市町村で分別収集を始めるのは28番目となる。

◆新リサイクルセンター完成 ペットボトルの処理能力改善

 岐阜市が同市木田に建設を進めてきた新リサイクルセンターが30日、完成した。消費量が増える夏場のペットボトルの処理能力を改善し、4月1日から分別収集が始まるプラスチック製容器・包装類など各種ごみの資源化を進める。

 新しい市リサイクルセンターは延べ床面積約5800平方メートルで、資源ごみを一時的に貯留する「地下式ピット」や、クレーンをはじめ、不適物を取り除いた資源ごみの圧縮成型機などを備える。手選別の作業では、障害者3人を雇用する。

 竣工(しゅんこう)式が同センターで約50人が出席して行われ、柴橋正直市長が「環境問題が世界的な課題になる中、ごみの減量や資源化をますます進めていきたい」とあいさつした。センター内の見学も実施された。

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