2022年02月16日07時23分
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は15日、欧州独自の人工衛星通信網の構築計画案を発表した。総事業費を60億ユーロ(約7880億円)と見込み、このうち24億ユーロを2027年までのEU予算から拠出する。運用を終えた人工衛星やロケットの残骸といった宇宙ごみ(スペースデブリ)の把握・追跡などの安全対策も打ち出した。
米中ロを中心に宇宙開発競争が激化する中、官民が利用可能な安全で信頼できる高速衛星通信網の自主確保を目指す。ブルトン欧州委員(域内市場担当)は記者会見で「欧州以外のシステムへの将来的な依存度を引き下げる」と強調した。
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