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Sunday, January 16, 2022

粗大ごみから使えるモノをリユース ジモティーが八王子市と実証実験 - ITmedia

 地域の情報サイト「ジモティー」は、東京都八王子市とリユースに関する協定を締結し、粗大ごみの中から使えるものを引き渡す実証実験を開始すると発表した。粗大ごみをリユースし、官民連携で削減する仕組みの確立を目指す。

リユース 八王子駅

 今回の提携では、持ち込まれる粗大ごみの中からまだ使えるものをジモティーに出品し、地域内の必要な人へ譲渡する。同社からはリユースのノウハウと、まだ使えるものの選定基準や地域内での円滑な受け渡しをサポートする。また、八王子市の公式WebサイトやTwitterアカウントでジモティーを紹介し、市民へリユース意識を啓発するとしている。

リユース 1月15日より譲渡開始(出所:リリース)

 ジモティーはリユース分野でも、大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供しており、すでに34カ所の自治体とリユースに関する協定を締結している。

 また、八王子市はごみ減量に向けた取り組みを行っており、2017年度には人口50万人以上の都市の中で1人1日あたりのごみの排出量の少なさで全国1位の実績を獲得。18年度には「埋立処分量ゼロ」を達成した。しかし、粗大ごみの中にはまだ使用可能なモノも多く含まれており、ごみ減量をさらに加速させるためのリユース施策を検討していたという。

リユース 実証実験のイメージ(出所:リリース)

 今回の実証実験は粗大ごみのリユースと、ごみ削減の仕組みを作りたい市と、同社の理念が一致し実現。実験を通して、従来であれば粗大ごみとして廃棄していた不要品を地域内で循環させる。ジモティーは、「地域内での資源循環を促進し、地元で個人・企業・行政が必要なものを互いに融通しあえる持続可能な社会の実現を目指したい」としている。

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