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けさ、東京の吉祥寺駅近くで、道路がおよそ１０メートルにわたり陥没しました。ごみ収集車が走行中に陥没したとみられています。現場からの報告です。 記者 「吉祥寺駅近くの繁華街です。人通りが多い場所なんですが、私の後ろに見える道路が陥没し、ごみ収集車が穴に落ちたままとなっています。午前中から取材をしていますが、最初は車の前輪が道路にかろうじて、ひっかかっていましたが、時間が経ち、車の位置がさらに下がっているように見えます」 きょう午前６時前、武蔵野市・吉祥寺本町で、一方通行の道路が幅およそ４メートル、長さおよそ１０メートル、深さおよそ５メートルにわたって陥没しました。 近隣住民 「寝てたらドンッときた。トラックに鉄材がのっているのが、ひっくり返ったような、ドドドと。揺れました」 ごみ収集車の走行中に道路が陥没したとみられ、警視庁によりますと、収集車の作業員は「走っているときに違和感を感じて、停めて後ろを見たら沈んでいった」と話しているということです。ごみ収集車に乗っていた作業員２人にけがはありませんでした。 陥没との因果関係は今のところ分かっていませんが、道路のすぐ脇では地下２階まであるビルの建設工事が行われています。警視庁によりますと、この地下の部分では土砂の流入を防ぐ壁に、縦２、３メートルにわたり亀裂が入っているということです。今後、警視庁などは陥没の原因を詳しく調べることにしています。 現場では車を撤去する際に水道管やガス管を傷つけないようにするための作業が行われています。車の撤去は少なくとも、あさって以降になる見通しだということです。（02日15:37）
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