[ワタミ株式会社]
宅食事業の弁当容器回収とケミカルリサイクルが評価
ワタミ株式会社(東京都大田区、以下ワタミ)は11月3日(水)、愛知県などで構成するごみゼロ社会推進あいち県民会議(会長:大村秀章愛知県知事)が実施する表彰制度「令和3年度 ワンウェイ(使い捨て)プラスチックごみ削減取組表彰」優秀賞を受賞いたしましたのでお知らせいたします。宅食事業「ワタミの宅食」が愛知県で実施している弁当容器の回収とケミカルリサイクルの運用に加え、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」にも先駆けた先進的な取り組みであることが評価されました。
■「ワンウェイ(使い捨て)プラスチックごみ削減取組表彰」
ごみゼロ社会推進あいち県民会議は、消費者、事業者、行政の112団体で構成する団体です。ごみゼロ社会推進あいち県民会議がワンウェイ(使い捨て)プラスチックごみの削減に向け、特に優れた取り組みを実施した事業者や団体を表彰する制度として「ワンウェイ(使い捨て)プラスチックごみ削減取組表彰」を2021年1月に創設しました。今回はワタミなど、4社の事例が表彰されています。
■「ワタミの宅食」の弁当容器回収とケミカルリサイクル
「ワタミの宅食」では、2019年5月から愛知県で弁当容器の回収とケミカルリサイクルに取り組んできました。愛知県内では38ヶ所の営業所を展開しており、2019年10月~2021年3月末の期間に累計145tの弁当容器を回収しています。プラスチックごみを削減するだけでなく、回収した弁当容器をケミカルリサイクルすることで資源循環にも取り組んできました。
弁当容器の回収とケミカルリサイクルは、お届け担当である「まごころスタッフ」がお客様の召し上がったあとのバイオマスプラスチック容器を回収して、弁当・惣菜を製造する自社工場「ワタミ手づくり厨房」に集めます。協力企業が中間処理を行い油・コークス・ガスにケミカルリサイクルを実施して、この油からプラスチック弁当容器を再生します。この取り組みは順次、実施エリアを広げていき、2021年3月にはお届けする全エリアで導入しています。
「ワタミの宅食」では、全国で1日あたり約24万食のお弁当をお届けして、約7.2t分の容器をリサイクルしています。リサイクルシステムは各自治体の助言・指導を受けるとともに、お客様、協力企業とのパートナーシップにより実現したものです。
■「ワタミの宅食」について
「ワタミの宅食」は、日替わりのお食事と“まごころ”をお届けすることで“社会を支えるインフラ”となることを目指し、事業を展開しています。お弁当・お惣菜は、お客さまと同じ地域に住む“まごころスタッフ”がお届けしています。“まごころスタッフ”がお客さま宅をおとずれることで、日々のコミュニケーションを生み出すとともに、228の自治体(2021年9月現在)と「見守り協定」を締結するなど、高齢者世帯の見守りにも貢献しています。毎日約24万食のお弁当・お惣菜をお届けしており、病者・高齢者食宅配市場「売上シェア11年連続 No.1」※(2010年~2020年)を達成しています。
※出典 「外食産業マーケティング便覧2011~2021」(株式会社富士経済調べ)
■エコ・ファースト企業として
ワタミグループは、過去の取り組みの評価と今後への期待から、2010年、環境省より「エコ・ファースト企業」の認定を受けました。2008年4月のエコ・ファースト制度開始以降、国内グループ全事業(外食、介護、高齢者向け宅配事業、MD、農業、環境・メンテナンス※2010年時点)での認定取得は初めてとなりました。
■ワタミ株式会社
【住 所】 東京都大田区羽田1-1-3
【代表者名】 代表取締役会長兼社長 渡邉美樹
【設 立】 1986年5月
【事業内容】 国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業
【ホームページURL】 http://www.watami.co.jp
企業プレスリリース詳細へ (2021/11/03-14:47)
からの記事と詳細 ( 愛知県「ワンウェイプラスチックごみ削減取組表彰」受賞:時事ドットコム - 時事通信 )
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