重曹・セスキ・クエン酸・レモンで頑固な汚れスッキリ
電子レンジの掃除は悩みや汚れに合わせて、最適な洗剤や掃除アイテムを使うことがポイント。重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸・酢・レモンなど身近なもので庫内の食品カスや油汚れ、水垢、焦げ付きはきれいにできます。気になる臭いもスッキリ!
電子レンジが汚れる原因
気づいたら汚れてしまっている電子レンジ。掃除を始める前に、電子レンジの汚れの正体を知っておくと、掃除で重要なポイントがわかります。ここからは、電子レンジが汚れる原因を見ていきましょう。 ■食品カス・油汚れ・焦げ付き 電子レンジの汚れの大きな原因は、食品カス・油汚れ・焦げ付きなどの「酸性」の汚れです。 電子レンジは、食品に含まれる水分子を振動させることで熱を作り出して、温めています。温めるとき、食品に含まれる油分やタンパク質、糖分などが電子レンジの庫内に飛び散ることで、庫内は少しずつ汚れていっているのです。 これらの汚れは電子レンジを使うたびに加熱され、焦げ付くことで頑固な汚れとして電子レンジの側面や天井部分、ターンテーブルなどにこびりついてしまいます。 ■水蒸気による水垢 食品には水分が含まれているため、温めると水蒸気が出ますが、これが水垢になります。水垢は蓄積すると落としにくくなってしまうため、こまめなお手入れが大切です。 食品カス・油汚れ・焦げ付きなど酸性の汚れに対し、水垢は「アルカリ性」の汚れになります。電子レンジは酸性の汚れとアルカリ性の汚れが混ざっているため、放置していると掃除が大変になってしまうことも少なくありません。 ■カビ 電子レンジで食品を温めたときには水蒸気が出ますが、扉を閉じたままにしておくと庫内が湿った状態になり、食品汚れからカビが発生しやすい状態になります。 食品を温める電子レンジがカビで不衛生な状態にならないよう、定期的な掃除が必要です。
電子レンジを掃除せずに汚れたままにしておくどうなる?
電子レンジの汚れを掃除せずに汚れたままにしておくと、いくつものデメリットがあります。 ■汚れが焦げ付き掃除がしにくくなる 電子レンジの庫内に食品汚れが飛び散ったまま放置して使い続けると、汚れが焦げ付いて硬くなり、掃除がしにくくなります。 また、電子レンジの故障の原因や、汚れが温まりすぎて発火して火災につながる恐れも。 ■熱効率が悪くなり電気代が余計にかかる 電子レンジの庫内にこびりついた食品汚れがあると、その部分にも熱が分散します。温めたい食品に熱が集中せず、熱効率が悪くなって電気代が余計にかかってしまうのです。 「最近電子レンジが温まりにくくなったかも……」と感じたときは、もしかしたら庫内の汚れに熱が分散している可能性があるため、掃除をするといいでしょう。 ■悪臭やカビの発生 電子レンジ庫内の食品汚れから雑菌やカビが発生すると、悪臭の原因に。電子レンジは食品を温めるものなので、きれいな状態を保つことが大切です。
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