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Wednesday, November 3, 2021

さつまいもと味噌とバターが相性抜群!まるごと1本さつまいもを入れた炊き込みご飯が簡単で最高【アレンジレシピ付き】 - メシ通

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こんにちは! 料理・食文化研究家の庭乃桃(にわの もも)です。本日は旬を迎えている「さつまいも」を1本まるごと使った簡単炊き込みご飯をご紹介していきます。

作り方は超簡単。お米と水と調味料とさつまいも1本を入れて炊飯器で炊くだけ。包丁とまな板は使いません。

また、味噌とバターで味つけをするので、「さつまいもの炊き込みご飯ってなんか物足りない……」、「甘いご飯が苦手で……」という方にも、おいしく食べていただけると思っています。それでは早速レシピをどうぞ!

まるごとさつまいもの味噌バター炊き込みご飯の作り方

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材料(4人前)

  • 米 2合
  • さつまいも 大1本(400g前後)
  • 水 炊飯器の2合目盛りよりやや少なめ(380ml。無洗米なら400mlほど。)
  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 味噌 大さじ1
  • 塩 ひとつまみ
  • 昆布 3cm角のもの1枚
  • バター 10g

※昆布がない場合は、顆粒だし 小さじ1/2でも代用できます。

さつまいもの選び方

まずは今回の主役、さつまいもの選び方について。

スーパーに行くといろんな種類のさつまいもが売られていますよね。「いざ作ろう!」と思っても、どれを買うべきか迷ってしまうのではないでしょうか。

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さつまいもって種類もサイズも色々あって正解が分かんないですよね……

さつまいもの種類に関してですが、1本100~200円前後の普通のさつまいもを選ぶようにしましょう。安納芋やシルクスイートのような、「甘くてねっとりしたさつまいも」よりも「ホクホクしたさつまいも」のほうが今回のレシピにはマッチします。

また、今回重要になるのは「さつまいもの形状」です! 今回はご飯を炊き上げた際に、さつまいものホクホク感を出したいので、食感が残りやすい丸々としたさつまいもを選びましょう。

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食感が残りやすい丸々としたさつまいもを選びましょう

今回は撮影用にいくつかさつまいもを買いましたが、以下のさつまいもが約400g。形状も重みもちょうどよかったので、こちらでさつまいもの味噌バター炊き込みご飯を作っていきます。

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さつまいもが炊飯器に入りきらない場合は、半分にカットしても味に支障は出ません

作り方

1. 米を研いで浸水させる。

お米は研いだ後、浸水させてお米の中に水を含ませていきます。ムラなくふっくら炊きあげるための工程です。30分ほど浸水させておくとおいしく仕上がります。

※浸水がめんどうという方は、この工程を省略してもOKです。

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浸水の際の水の量は「炊飯器の2合目盛りよりやや少なめ」(後から調味料が入るため)

2. 調味料(酒・みりん・味噌)を混ぜ合わせる。

今回最も大事なポイントです。味噌の粒などが残って味にムラが出ないように、調味料を丁寧に混ぜて溶いておきます。

また味噌の選び方については、塩分が強めの赤味噌や甘めの白味噌は、味のバランスが悪くなるので避けたほうがよいです。それ以外の味噌であれば、基本的においしく作ることができます。

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3. 調味料を加える。

浸水が終わったら、合わせておいた調味料を加えていきます。この時、炊飯機の目安線と丁度になるように意識してください。※水位が足りない場合は、水で微調整するようにしましょう。

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4. 昆布とひとつまみの塩を入れ、味のムラが出ないように全体を優しく混ぜます。

(※昆布がない場合は、顆粒だし小さじ1/2でも代用できます。)

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5. 最後にさつまいもをのせて炊飯器のスイッチをオンに! あとは炊きあがるのを待つだけです。

(※さつまいもを入れると炊飯器の目安線より水位が上にきますが、そのまま炊き上げて問題ありません。)

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まるごとさつまいもの味噌バター炊き込みご飯の炊きあがり!

30~40分前後で炊きあがります。さつまいもの重さで、ご飯が若干沈み込んでいるのはご愛嬌。

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10~15分ほど蒸らしたら、しゃもじでホクホクのさつまいもをほぐしていきましょう。

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ある程度さつまいもをほぐせたら、バター10gをのせて全体に馴染ませます。

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底にできるおこげもぜひ楽しんでください。また、旬のさつまいもの皮は柔らかいので、そのままおいしく召し上がっていただけます。

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実際に食べてみると、味噌の塩味とさつまいもの甘味で箸がどんどん進みます。また、おこげやさつまいもの皮がアクセントになるので、食感も楽しみながら食べ進めることができます。

そして最後におすすめしたいのが、「追いバター」です! 熱で溶け出したバターは、味噌とさつまいもと相性抜群。おかわりした際のアレンジとして楽しんでみてください。

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余ったさつまいもの炊き込みご飯で作る簡単アレンジメニュー①

さて、ここからは余ったさつまいもの炊き込みご飯を使った簡単アレンジメニュー2品をご紹介していきます。

塩味と甘みが絶妙な「じゃこ入りおにぎり」の作り方

1. あら熱をとったさつまいもの炊き込みご飯(約130g=おにぎり1個分)をラップにのせて、ちりめんじゃこ小さじ2を混ぜ入れます。

(※ちりめんじゃこは同量のしらすでも代用可能です。)

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2. ラップ越しに握れば、あっという間に完成です。甘いさつまいもとちりめんじゃこの塩気と食感が絶妙で、ホクホク感とカリカリ感も楽しめるおにぎりになります。

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このおにぎりの特徴は、バターがお米をコーティングしているため冷めてもおいしいこと! 翌日のランチでもおいしく食べていただけるアレンジメニューです。

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余ったさつまいもの炊き込みご飯で作る簡単アレンジメニュー②

続いては、カリカリに焼いたチーズとさつまいもの炊き込みご飯を合わせた、お酒のアテにもなるアレンジメニューを紹介していきます。

カリカリチーズがたまらない「さつまいもご飯のおつまみおやき」の作り方

1. あら熱をとったさつまいもの炊き込みご飯(20~30g)をラップで強めに握ります。

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2. ラップを外したら、指でぎゅ~っと平たくつぶします。

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3. フッ素樹脂加工のフライパンに、ピザ用チーズ5gを敷いて中火で溶かします。チーズが溶け始めたら火を止めます。

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4. 溶け始めたチーズの上に、平べったくしておいたさつまいもの炊き込みご飯を押しつけるようにのせ、ブラックペッパーを振りかけます。そのまま2~3分ほど待って、チーズがカリッとすれば完成です。

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カリカリチーズのしょっぱさと、味噌バターご飯のうま味、さつまいもの甘みとホクホク感が楽しめる相性抜群な一品です。

さつまいもの炊き込みご飯は甘さがありますが、これならお酒のおつまみにもなりそうです!

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以上、まるごとさつまいもの味噌バター炊き込みご飯と簡単アレンジメニューでした。今回のレシピは、失敗しづらくアレンジもできますので、さつまいものおいしい季節にぜひ作ってみてくださいね!

書いた人:庭乃桃

niwanomomo

料理・食文化研究家、女子栄養大学 食生活指導士。「おいしい」を取り巻くさまざまな食卓の風景に目を向けながら、企業向けレシピの開発や、執筆、講演など多方面で活動中。著書『おいしく世界史』(柏書房、2017年)。

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